暑い日はおいしい冷やし中華が食べたい
東京都美術館でとある展示を見終えて、時計に目を遣ると12時40分。遅い朝食を食べてから2時間半しか経っていないけど、“昼時”を意識したとたんにお腹が空いたような気がして、とりあえずアメ横へ。
何を食べようかふらふらと通りを彷徨いたどり着いたのは、なかなか渋い外観をした町中華。「冷やし中華」ののぼりを目にしたところで、猛暑も手伝って、今年一発目の冷やし中華をアメ横の「昇龍」さんに決めた。
冷やし中華ってこんなにおいしかったっけ?
注文したのは「冷やし中華」と「餃子」。
昇龍さんの冷やし中華はトッピングに春雨が乗っていて、麺に麺状の全く異なる食材を合わせているのが何だか面白い。食べてみると、食感的にも全く違和感がなくて、味も見た目もより涼しい感じがする。
冷やし中華はスープが甘すぎたり、酸っぱすぎたり、さっぱりしているから麺に味が絡みにくかったりするけど、今回いただいた冷やし中華は甘みも塩味も酸味も、麺との絡み方も、すべての塩梅がよくてびっくり。
「ここ数年、こんなおいしい冷やし中華食べてなかったな……」
ラーメン用?の辛味噌が冷やし中華のスープによくあう
テーブル脇の調味料を見ると、冷やし中華に使える辛子の他に、ラーメンに使うと思われる辛味噌を発見。
「もしかしたら冷やし中華に合うかも……」
そして予想は的中。
スープに溶かすと冷たいけどピリッと辛くて味が濃くなって、暑い日、汗をかいた後の食事としては申し分なし。
いい意味で、こだわりなく自由に食べさせてくれる普段使いの町中華だからできた発見かもしれない。
「冷やし中華の味変には辛味噌」
他の人にも教えてあげたいな。
ごちそうさまでした!
(大きな餃子もおいしかったです!)