神奈川県のご当地グルメ”サンマーメン”ってどんな麺?名前の由来から実食レポートまで!

神奈川県のご当地グルメ”サンマーメン”ってどんな麺?名前の由来から実食レポートまで!

2022.05.18

神奈川県のご当地グルメ、サンマーメン。「名前は知っているけれど、どんな食べものか知らない」「食べたことはあるけれど、由来までは知らない」という人もいるのではないでしょうか。今回は神奈川在住ライターが、寒い季節にぴったりのサンマーメンの魅力から、意外と知られていない由来や語源を解説します!さらに、神奈川県のソウルフードとして名高い「味の古久家(こくや)」の実食レポートをはじめ、サンマーメン発祥の店といわれる「玉泉亭(ぎょくせんてい)」、サンマーメンといえばこのお店という「南京亭(なんきんてい)」をご紹介します。

サンマーメンとは?

サンマーメンは、横浜発祥のご当地ラーメンです。サンマーメンという名称から「さんま(秋刀魚)がのっているの?」と思うかもしれませんが、さんま(秋刀魚)とは全く関係はありません。

サンマーメンとは、麺の上に、とろみの付いた野菜やお肉のあんかけがかかっているラーメンのこと。旨みたっぷりのスープとあんかけが食欲をそそる、ボリューム感のある一品です。神奈川県内のラーメン屋ではサンマーメンを食べられるお店が多く、昔ながらのホッとする味に、多くの地元の人々から愛されています。

「かながわサンマー麺の会」によると、実はサンマーメンには厳密な定義はないそうです。麺の上に載せる具についてもお店によってさまざまで、スープのベースがしょうゆ味のお店もあれば、塩味のお店もあります。ですが、明らかな特徴として「肉やもやし、白菜を使用し、野菜をシャキシャキ感が残るくらいにサッと炒め、とろみをつけ、コクのある具に調理すること」というのは共通しているそうです。

また、サンマーメンは農林水産省が各地域で選定する、「うちの郷土料理〜次世代に伝えたい大切な味〜」として取り上げられており、地域に根付いている料理だということがわかります。

サンマーメンの由来・語源

サンマーメンの由来は、戦前、調理人たちのまかない料理として作られていた、とろみをつけた肉そばが元になっているといわれています。その後、横浜市にある中華料理店から発祥し、あんがかかっており寒い季節は体が温まることから、人気が出て徐々に広まっていったのだそうです。

ではなぜ、サンマーメンという名前になったのでしょうか。サンマーメンは中国の方言の一つである広東語で「生馬麺」と書きます。生(サン)には「新鮮な・シャキシャキとした食感」という意味があり、馬(マー)には「上にのせる」という意味があります。つまり、新鮮な肉やシャキシャキとした食感の野菜を麺の上にのせることから、サンマーメンと名付けられたのです。

神奈川でサンマーメンが食べられるおすすめのお店3選

それでは、神奈川でサンマーメンが食べられるおすすめのお店3選をご紹介します!そのうちの1店舗、「味の古久家(こくや)」では実際にサンマーメンを食べてきたので、味や具材などもレポートしていきますね。

サンマーメンが食べられるお店(1)藤沢市「味の古久家(こくや)」

まずご紹介するのは、藤沢市を中心に数店舗を展開する古久屋ボランタリーグループの「味の古久家(こくや)」。「味の古久家(こくや)」。1947年(昭和22年)創業で「ふじさわのソウルフード」とも呼ばれている地域に愛されているお店です。今回はJR線や小田急線、江ノ島電鉄線が乗り入れる藤沢駅南口から徒歩2分ほどの場所にある、「味の古久家 藤沢店」にいってきました。

味の古久家 藤沢店は「ダイヤモンドビル」内の地下1階にあります。店内に入ると昭和感漂うレトロで可愛い雰囲気。広々としており、女性一人でも入りやすいです。お昼の時間帯に伺うと、ほぼ満席で地元の人たちで賑わっていました!

味の古久家(こくや)サンマーメン(税込777円)は、もやし・白菜・人参・きくらげ・豚肉の入ったあんがかかっています。食べてみると、旨みがじんわり口の中に染みわたり、あっさりしているので胃もたれせずにどんどん箸が進むラーメンでした!スープの温度が冷めにくく、あんかけが入っていることで体が温まり、寒い時期にぴったり!モチモチとした中太麵にあんかけが絡み、満足感のある一品です。

来店されている人の中にはサンマーメンを注文している人も多く、地元の人に親しまれているのも納得のおいしさでした。湘南観光の途中で立ち寄るのもおすすめです!

【店舗データ】
味の古久家(こくや) 藤沢店
住所:神奈川県藤沢市南藤沢2-1-3 ダイヤモンドビル B1F
Googleマップ:https://goo.gl/maps/Fkx2kj8etKh2RxGK9
アクセス:JR東海道本線・小田急江ノ島線「藤沢」駅(南口)から徒歩2分
営業時間:11:00~19:30(L.O.)
定休日:ダイヤモンドビルに準ずる
TEL:0466-23-6777

サンマーメンが食べられるお店(2)横浜市「玉泉亭(ぎょくせんてい)」



玉泉亭(ぎょくせんてい)は、サンマーメン発祥のお店の一つといわれている老舗の中華料理店です。本店は横浜市伊勢佐木町にありますが、横浜駅東口直結の地下街、横浜ポルタにも支店があります。お値段は税込700円。

玉泉亭(ぎょくせんてい)のサンマーメンの特徴は、もやしや白菜などたっぷりの野菜が入ったあんかけと、食べやすい細麺。横浜駅の近くなので、買い物や観光のついでに立ち寄りやすいのも魅力。元祖サンマーメンを味わってみたい方におすすめです!

【店舗データ】
玉泉亭(ぎょくせんてい) 横浜ポルタ店
住所:神奈川県横浜市西区高島2-16-1 横浜ポルタ B1F
Googleマップ:https://goo.gl/maps/Hg7qQ6j9hDwtbHi56
アクセス:横浜駅下車徒歩3分
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休(ポルタに準ずる)
TEL:045-453-6600

サンマーメンが食べられるお店(3)横浜市「南京亭(なんきんてい)」



サンマーメンと言えば南京亭名前があがるほど、サンマーメンの有名なお店。東神奈川駅から徒歩約3分ほどの場所にあります。税込1000円です。

特徴は、丼ぶりからあふれ出しそうなほどのあんかけ!とろみが強めのあんにたっぷりの具材と麺が絡んで絶品です。南京亭のサンマーメンを求めて、遠方から訪れるお客さんも多いのだそう。お腹いっぱい、アツアツのサンマーメンを食べたい人におすすめです。

【店舗データ】
南京亭(なんきんてい)
住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-20-4
Googleマップ:https://goo.gl/maps/m3wH2626qiGNkzfw5
アクセス:JR「東神奈川駅」より徒歩3分/京浜急行線「仲木戸駅」より徒歩5分/東急東横線「東白楽駅」より徒歩6分
営業時間:11:30~15:00、17:00〜19:00 ※木曜日はランチ営業のみ
定休日:毎週水曜日
TEL:045-432-0880

神奈川ご当地グルメのサンマーメンを食べてみては?

コクのある優しい味わいのスープと、野菜やきくらげの食感が楽しいサンマーメン。今回は意外と知らない人も多いサンマーメンの由来や語源、おすすめのお店を紹介しました。最後までアツアツをいただけるサンマーメンは、これからの寒い時期にもぴったり!神奈川観光やお買いものついでに、ぜひ一度サンマーメンを味わってみてはいかがでしょうか。

文・写真:さいとうえみり