ホントに動物性食材・五葷(ごくん)不使用!? 食べ応え十分なテリヤキ味のグリーンバーガーが新登場

ホントに動物性食材・五葷(ごくん)不使用!? 食べ応え十分なテリヤキ味のグリーンバーガーが新登場

日本発の人気ハンバーガーチェーン「モスバーガー」。“人間貢献・社会貢献”という経営理念のもと、これまで産地にこだわった食材を使用したり、バンズの代わりにレタスを使った「菜摘シリーズ」を開発したり、プラスチック対策を行ったりと、まさに「人」と「環境」にやさしいサービスを提供し続けてきた。そんなモスバーガーから、人気のグリーンバーガーの第2弾として、新たにテリヤキ味が登場した。

モスの人気の理由は日本の味とおいしさへのこだわり

「モスバーガー」は、“日本で生まれ、日本の味を大切にする”をモットーに、日本発祥のハンバーガー専門店として、1972年に東京・成増で誕生。創業当初から、商品は作り置きをせずに注文を受けてから作る「アフターオーダー式」をとり、長年鮮度とおいしさを追求してきた。昔も今も人気No.1の看板商品「モスバーガー」をはじめ、味噌と醬油を使った日本のチェーン店初の和風テイスト「テリヤキバーガー」、コメ文化を取り入れた世界初の「ライスバーガー」、和歌山・古座川のゆずを使用した「ゆずドリンク」など、他に類を見ない商品を次々と発売し、話題に。

1997年には国内の農家と協力し、できるだけ農薬や化学肥料に頼らない栽培方法で育てられた“モスの生野菜”を全店で導入するなど、他のバーガーチェーンとは一線を画す事業を展開してきた。

2015年には、肉を使用しない「ソイパティ」シリーズや、2020年には原材料に動物性食材や香りの強いネギやニラなどの五葷(ごくん)を使用しない「グリーンバーガー」を発売し、まさに“環境と体にやさしい”商品を提供している。

新商品の開発背景はユーザーの声とコロナ禍

今回、新たに登場した「グリーンバーガー<テリヤキ>」(9月22日発売、580円)は、累計75万食を突破した人気メニュー「グリーンバーガー」の第2弾で、「テリヤキ味のグリーンバーガーがあると嬉しい」というユーザーの声から誕生したのだそう。テリヤキバーガーは、今でこそポピュラーなバーガーのひとつになったが、実はモスバーガーが日本のチェーン店として初めて開発。同社の歴史と共に歩み、心臓部といっても過言ではないほど重要なメニューのひとつで思い入れもひとしお。

また、コロナ禍で外出や運動の機会が減ったことや、食生活が変化したことより、健康への意識がより高まっていること、さらに、動物性食品を減らす意識がある「フレキシタリアン」も増加傾向にあることも開発の背景にあるという。

バーガー、ソース、パキッテ…3つの魅力

「グリーンバーガー<テリヤキ>」の主なポイントは大きく分けて3つある。

1つ目は、動物性食材と五葷を使用しない、プラントベース(植物由来)のハンバーガーであること。バンズは、バター状の豆乳クリームでしっとりさを出し、ほうれん草のピューレで野菜の甘みをプラス。またパティは、大豆由来の植物性たんぱくをベースに、しいたけエキスで旨みを、こんにゃくやキャベツで甘みや食感を出した“ソイパティ”を起用している。

食べ応えもしっかりしたバンズとパティ。

2つ目は、厳選された素材を使いながらも、従来のテリヤキソースに匹敵する甘さやコクを再現したこと。テリヤキソースには、甜菜糖であっさりとした甘さを、こんぶエキスで旨みを、そしてマスタードとブラックペッパーでスパイシーさをプラスし、マイルドな甘さを実現。また、グリーンマヨソースは、卵を使用せずに近しいコクを出すために枝豆を配合したり、酸味をプラスしさっぱりとした味わいに。

3つ目は、「パキッテ」を使用したこと。自分の好きな分量だけかけられるため、味の調整がしやすく、また、ソースが下に溜まりにくいため食べやすいのが◎。さらに、ソース後がけのため、テイクアウトで時間が経ってしまうときでも、野菜の歯ごたえが失われにくく、おいしさを長持ちさせることができる。

好みの味に調整できるうえ、ソースで野菜がしなりがちなテイクアウト時でもシャキシャキ感が失われにくいというメリットも。

タレント・モデルの近藤千尋さんをCMに起用

9月9日に行われた「グリーンバーガー<テリヤキ>」の新商品発表会には、テレビCMに起用されたタレントでファッションモデルの近藤千尋さんが登場。モデルという職業柄、また2児の子育て中でもある近藤さんの健康や食生活への意識の高さが起用の理由だという。

会場では、近藤さんによるプレゼンテーションが行われ、次の3つのおすすめポイントを挙げていた。

①食べ応えがあるのにプラントベース
②ソースが後がけのため、食べやすい
③手軽に始められるサスティナブル

試食タイムでは、CMさながらの笑顔でおいしそうに食べる場面も。

もともとモスバーガーの大ファンだという近藤さん。夫のジャングルポケット・太田博久さんは、今回の起用を聞いたとき、あまりに驚いてしばし無言だったのだとか。そんな面白エピソードも交えて会場をわかせながら、同商品の魅力をしっかりとアピールしていた。

写真左から、濱崎真一郎氏(モスフードサービス マーケティング本部 商品開発部長)、近藤千尋さん、安藤芳徳氏(モスフードサービス 執行役員 マーケティング本部長)。

「グリーンバーガー<テリヤキ>」の販売数は、キャンペーン期間中の2か月で30万食、年間では150万食が目標。このグリーンバーガーシリーズを通して、SDGsの17の目標のうち、「③すべての人に健康と福祉を」「⑫つくる責任 つかう責任」の2つの課題解決に取り組み、それらを国内外に向けて発信していくことも目指すという。

取材・文/鈴木啓子

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