長野県在住のラーメンライター、たこにわです。ラーメン食べ歩きは40年以上、北は旭川、東は根室、西は長崎、南は石垣島まで訪麺しています。47都道府県制覇しました。僕は、ローカル色があり地味ながら頑張っているお店をみなさんにご紹介していきます。
目次
峠の茶屋のような佇まい
館山自動車道君津インターチェンジを下りて、房総半島のど真ん中に車で向かう。
建物とか何もない森の中に突如現れた「御食事処」の暖簾。
「ラーメンつくも」の文字がかすれている。古い。
峠の茶屋みたいなお店だ。
果たして営業しているのだろうか、、、?
お店の中からテレビの音が聞こえるし、人の気配もある。
思いきって入ってみた。
建物とか何もない森の中に突如現れた「御食事処」の暖簾。
「ラーメンつくも」の文字がかすれている。古い。
峠の茶屋みたいなお店だ。
果たして営業しているのだろうか、、、?
お店の中からテレビの音が聞こえるし、人の気配もある。
思いきって入ってみた。
年季の入った雰囲気
中に入ると「いらっしゃいませ」の声。
年配の女性お二人がどうやら切り盛りしている。
店内はテーブル席が4つ、10人も入ればいっぱいだろうか。
壁にメニューが貼ってある。
もつ煮とかコップ酒、梅割りなどちょい飲みができるところでもあるが、麺類はラーメン、味噌ラーメン、チャーシューメンの3つがあった。
年配の女性お二人がどうやら切り盛りしている。
店内はテーブル席が4つ、10人も入ればいっぱいだろうか。
壁にメニューが貼ってある。
もつ煮とかコップ酒、梅割りなどちょい飲みができるところでもあるが、麺類はラーメン、味噌ラーメン、チャーシューメンの3つがあった。
懐かしい醤油ラーメン
ラーメン(700円)を注文した。
他にお客がいない。待っている間、テレビのニュースの音量だけが店内に響く。
何となく不安になるが、数分後に「お待ちどおさま~」とラーメンが出てきた。
やや年配の女性、実は結構気さくでホッとする。
他にお客がいない。待っている間、テレビのニュースの音量だけが店内に響く。
何となく不安になるが、数分後に「お待ちどおさま~」とラーメンが出てきた。
やや年配の女性、実は結構気さくでホッとする。
ラーメンは醤油味。刻み玉ねぎが浮いている。
そうだ、このエリアは千葉三大ラーメンの一つと言われる「竹岡式」の本場だ。
ビジュアル的にそう思った。
スープは鶏ガラ。醤油がやや強めかなと思いきや、玉ねぎの甘みがしょっぱさを抑えてくれる。
味のバランスがとてもいい。
このスープは、懐かしい味がする。
森の中だという環境もあるのだろうか、このお店のタイムスリップしている雰囲気からも、懐かしさを感じるのかもしれない。
味のバランスがとてもいい。
このスープは、懐かしい味がする。
森の中だという環境もあるのだろうか、このお店のタイムスリップしている雰囲気からも、懐かしさを感じるのかもしれない。
つるつると滑らかな中細麺
麺はやや細めの縮れ麺。つるつると滑らかである。
喉越しがいいのであっという間に胃袋に流れ込んで行った。
チャーシューはよく煮込んであるので柔らか、美味しい。
喉越しがいいのであっという間に胃袋に流れ込んで行った。
チャーシューはよく煮込んであるので柔らか、美味しい。
この地で33年の営業、隠れ家的なお店
聞くところによると、お店は33年営業しているそうだ。
「建物も中もみんな古くなっちゃって、そろそろ建て替えないと」と言うお店の女性
来店する人は殆ど地元の方のようで、筆者は「珍しいね~お客さん、一人かね?」と最初に声をかけられた。
地元客ではない筆者が来るのは珍しかったのだろう。超ローカルで、何か隠れ家的なお店を発見した気分で、逆にちょっと優越感を覚えてしまった。
とにかく、周囲には何もないから、のどかである。
旅人が道中休憩する場所として相応しい。まさに峠の茶屋。
「建物も中もみんな古くなっちゃって、そろそろ建て替えないと」と言うお店の女性
来店する人は殆ど地元の方のようで、筆者は「珍しいね~お客さん、一人かね?」と最初に声をかけられた。
地元客ではない筆者が来るのは珍しかったのだろう。超ローカルで、何か隠れ家的なお店を発見した気分で、逆にちょっと優越感を覚えてしまった。
とにかく、周囲には何もないから、のどかである。
旅人が道中休憩する場所として相応しい。まさに峠の茶屋。
文・写真:たこにわ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。