レモンを料理に使うイメージってありますか?ついつい脇役になりがちなレモンですが、パスタに使うだけで、急に料理のヒーローになります。そんな無限のレモンの可能性を感じ、クリームのコクとレモンの爽やかさがマッチして、お家でもちょっと贅沢な時間を感じることができるパスタです。
瀬戸内からやってきた島レモン
岩城島からやってきたレモン。
段ボールをあけると、鼻をくすぐる柑橘のかおり。
そして鮮やかな太陽の色。
このレモンはどんな人に愛され、どんな景色をみて、どんな空気を吸って生きて来たのか。
今日の主役は愛媛の岩城島からやってきたこの子。
岡信太朗さんが、大切に育ててくれたべっぴんレモン。
大切に育てられた食材を使って料理をするときは、なんだか、生産者さんに見守られているようで緊張してしまう。
さてこのレモンをなにを作ろうか。
すこし汗ばんできた今日この頃。
クリームの濃厚さにレモンの酸味が口の中で、その糸を解くかのように、混じり合う。
そんな見た目とのギャップが楽しいレモンクリームのパスタにしよう。
材料【2人前】
パスタ〈フジッリタイプを使用しました〉・・・200g前後
レモン・・・1個
(なるべく国産のレモンの方がよいです◎)
生クリーム・・・100cc
牛乳・・・100cc
バター(オリーブオイル)・・・大さじ1
コーンスターチ(小麦粉でもOK)・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
塩・・・茹でる時の塩
にんにく・・・1片
粉チーズ・・・お好みで
粗挽き胡椒・・・お好みで
家にある野菜・・・お好みで
(今回はアスパラとトッピングにベビーリーフを添えました)
下準備
- 大きな鍋にたっぷりの水と塩(レシピ外・水の量の10%くらいのg数)を入れ沸騰させる。
- レモンは5mmくらいにスライスする
- にんにくはスライスにする
- パスタを茹でておく
- 熱したフライパンにバターとにんにくを入れ、香りがでるまで炒める。
- アスパラなどの好みの野菜とレモンをいれ、軽く火が通るまで炒める
- 火が通ったら、弱火にして牛乳と生クリームを加え塩を加え、味を整える。
- [3]に茹で上げたフリッジとコーンスターチを加えよくソースに絡める
- 味が整ったら、粉チーズと粗挽き胡椒をかけ、葉物野菜があればトッピングして出来上がり。
今回、たくさんのレモンが届けてもらった。
この香りと甘酸っぱさを瓶の中に閉じ込めたくて「塩レモン」をつけてみて未来へと作り置きをしよう。
材料【作りやすい分量】
- レモン・・・4個(約400g)
- 塩・・・40-80g(レモンの重さ10-20%)
下準備
塩レモンを漬ける瓶を煮沸消毒して、清潔な布巾で水気を取る
- レモンを使いやすい大きさにカットする(輪切り・くし切りなんでもOK)
- 塩→レモン→塩→レモンで順に詰めていく(最後は塩で蓋を閉める)
- 直射日光の当たらないような場所において1日1回、瓶を振りましょう。(塩の粒が無くなる程度)
- とろっとしたレモンの液がでてきたら、完成。