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上野村の名物がハモる極旨な一杯「麺屋十石」【群馬ローカルラーメン】

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群馬県多野郡上野村は山々に囲まれ豊かな自然が広がり、レジャーなどで人気のエリアです。ここに村内で初めてのラーメン専門店「麺屋十石」が誕生、名物を使ったおいしいラーメンが食べられると人気を博しています。上野村のおいしさと店主さんのこだわりがぎゅっと詰まった麺屋十石の極旨な一杯をご紹介しましょう。

目次

歴史ある自然豊かな上野村

川の駅近く神流川の眺め

川の駅近く神流川の眺め

今回ご紹介する麺屋十石があるのは群馬県南西部に位置する上野村で、周辺に荒船山や御荷鉾山などが連なり、森林が多く見られる風光明媚なエリアです。
土器や石器などが発掘されたことから縄文時代から人々がこの地で暮らしていました。また江戸時代に入ると幕領となり、鷹の繁殖地として栄えました。

山々に囲まれているため林業が盛んなほか、関東一高綺麗な川と言われる村の中心部を流れる神流川は、イワナやヤマメの釣り場として、シーズンになると多くの釣り人で賑わいます。

またスカイブリッジや不二洞という鍾乳洞もあり群馬の観光にもおすすめのスポットです。

村ならではの美味しい名物

上野村の名物には猪豚や十石味噌があります。

猪豚は全国でも3カ所でしか飼育されていない、猪と豚を交配させた希少な家畜で。上野村名物の一つとなっています。簡単にいうと猪と豚のハーフですね。豚肉よりも引き締まっていて脂身も少なく高タンパクで栄養抜群なのが大きな特徴です。

また十石みそは国産の大豆を麦麹で熟成させたもので、上野村で古くから作られてきました。米で熟成させた味噌とは異なり、麦の芳醇な風味が口の中に溢れます。

上野村名物と自然の美味しさにこだわった麺屋十石

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今回ご紹介するラーメン店「麺屋十石」は神流川沿いにある川の駅の隣に2022年1月に誕生しました。古民家のような佇まいの店内はカウンター、テーブル席、お座敷そしていろりを囲む席もあり、観光客をはじめ地元の人で賑わいます。

元シェフの店主さんの完全オリジナルなレシピで、地産地消や無化調にこだわり、国産の小麦を使った自家製麺と上野村名物の美味しさを存分に堪能できるラーメンを提供しています。

名物をあしらった麺やごはん物も充実のメニュー

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メニューは券売機をご参考に。

麺メニューには、猪豚を使った醤油や塩、チャーシュー麺、おろしつけ麺、十石味噌麺や焼きそばが並びます。
煮干しだしを使った醤油や塩、坦々麺、辛味噌麺などもあります。猪豚丼や鶏チャーシュー丼、唐辛子味噌ご飯や明太子ご飯など、ごはん物のバリエーションも豊富。アルコールやソフトドリンクも楽しめますよ。

猪豚十石味噌麺は上野の美味しさとこだわりがぎゅっと詰まった一杯!

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お手製のおしんこ付き
注文から待つこと数分で姿を現したこちらが猪豚十石味噌麺。見た目もさることながら、芳醇な味噌の香りが着丼と同時に漂ってきます。
白髪ネギと猪豚のチャーシュー、わかめ、メンマが乗っています。
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猪豚のチャーシューは引き締まったお肉で、しつこさがなくコクがあり、豚肉よりもタンパクな印象。
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鶏ガラや豚骨などを使ったスープを啜ると、深みとコクのある十石味噌ならではのおいしさが口の中に広がります。スープの味を吸ったもやしやにんじんも姿を見せます。ちなみに十石味噌だけを使ったラーメンは珍しく、マニアの筆者もあまり見たことがありません。
ストレートで少し平らな自家製麺は程よい茹で加減で口あたりなめらか、小麦の芳醇な味わいを感じます。
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素材や製法へのこだわりと上野村の名物がおいしさのハーモニーを織りなし、一度食べたらクセになるす極上のラーメン! 一度はぜひご賞味いただきたいおすすめの一杯です。
価格:900円(税込)
【店舗情報】
麺屋十石
住所:群馬県多野郡上野村306−1
TEL:なし
営業時間:平日11:00〜15:00 土日祝日11:00〜17:00
定休日:金曜日
HP
Instagram
文・写真:Nico
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容です。

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