ラーメンの製麺所の営業職まさです。全国各地の多種多様なローカルラーメンを食すこと年間400杯。ローカルラーメンの美味しさを探し求める方にご紹介したいラーメンをお届けします!
目次
西の眠らない街
大阪の京橋にあるラーメン店「つけ麺一番」をご紹介します。
難波、北新地と並んで、大阪を代表する繁華街京橋にあります。大阪府民はもちろん、観光客や海外からのインバウンドで平日問わず賑わいを見せています。1日の京橋駅の乗降客数は50万人以上で、全国トップクラス。金曜の夜になるとサラリーマンで多く賑わい、終電はもちろん始発まで開いている飲食店も多数。近年では、千円でベロベロにまで満足できることを「せんべろ」と表現しますが、その体験ができるのがまさしくこの京橋ですね。お酒が安いのはもちろん、おつまみも非常に安く、100円からの提供が非常に多いのも嬉しいところ。京橋駅から、5分ほどの場所にお店があり、ランチタイムはもちろん、飲み帰りのシメとしても活躍するラーメン店です。
以前は、今里にありましたが、今年の9月に「ラーメン然屋」の跡地に移転オープンした新しいお店。近くには、駐車場が比較的多いため、車で来店しやすいのも良いですね。店名の通り、つけ麺が売りとのこと。豚骨と魚介のダブルスープの濃厚つけ汁が極太麺と絡み、どこか懐かしいが近代的の味わいで、新店舗だが既に人気店となっている模様
食券スタイル
甘辛つけ麺(900円)を注文。辛い物が得意な方は、つけ麺よりも圧倒的に人気とのこと。辛さは4段階(普通•辛•激辛•大辛)から選ぶことができます。今回は辛を選択。平日の昼時ということで、即に待ちのお客さんの列ができ、15分ほど待ち状態でした。
完全無化調のスープ
ラーメン、つけ麺のスープは飲んだら健康に悪いと思う人が多数派でしょう。しかし、ここのお店は一味違う「麺は残しても、スープは飲んでください」と書かれたポップがありました。なんと化学調味料は一切使用せず、自然食調味料のみとのこと! ガラを80kg使用することによりコラーゲン豊富、また野菜や魚類をふんだんに使うことで体に優しい仕上がりになっているようです。あたりを見渡してみると完飲完食している方も多く見かけました。
着丼
10分ほどで到着。
極太麺と豚骨魚介のつけ汁、数年前にラーメン界にブームを起こしたこのコンビのビジュアルはどこか懐かしさがあります。つけ汁に麺を潜らすと、ラー油の膜が剥がれ一気に湯気が噴出。濃厚スープと麺が絡み、食べた瞬間は辛味が鼻を抜け、後味は豚骨の甘味が後を引く。そして、また辛味を求めて麺をすする、何とも幸せな瞬間です。
つけ汁の底には、角切りチャーシュー、極太メンマがゴロゴロと入っていて嬉しいお得感。最後は、レモンを麺に絞りさっぱりといただきました。濃厚スープだから際立つ酸味、シメにふさわしい役割でした。
店舗情報
つけ麺一番 野江店
住所:大阪府大阪市城東区野江1丁目1−7
TEL:072-2327-9792
営業時間:不定休 11:00~15:00 18:00~22:00
文・写真:まさ
※店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容です。