サステナブル・シーフードとは、漁獲量や環境に配慮し、適切な方法で獲られた魚介類のことです。近年、日本の水産資源の漁獲高が急激に減少していることはテレビやネットのニュースでも周知のとおりですが、そうした状況を踏まえ、豊かな海を取り戻して海の食文化を未来につなごうとさまざまな「サステナブル・シーフード」が誕生しています。その中から今回、おいしいサステナブル・シーフードを2つ紹介します。お取り寄せできるのはもちろん、きちんとおいしいイタリアンなので、自分へのご褒美や親しい人への贈り物に利用してみてください。
北海道苫前町のミズダコをつかったレモンバジルのパスタソース
今回、編集部で試食したのは『北海道苫前町のミズダコをつかったレモンバジルのパスタソース』という商品です。レモンとにんにくのいい香りがするパスタソースで、本格的なイタリアンに仕上がっていました。きざまれたミズダコとアーモンド食感がたのしく、ひき肉を使ったパスタソースに引けを取らない食べ応えでした。このきちんとおいしいパスタソースがあれば、家でもレストランクオリティの食事が楽しめそうです。
北海道苫前町産のミズダコがサステナブル!/
北海道の北西部、日本海に面する苫前町は人口2,700人の小さな町。漁業と農業、そして風力発電が盛んです。2019年に『ミズダコのサステナブル漁業プロジェクト』が発足し、『UMITO Partners』がそのサポート・伴走をしています。詳しくは <ミズダコの⽣産STORY>をチェック!
鹿児島県江口浜のツキヒガイと北海道苫前町のミズダコのアヒージョ
「ツキヒガイ」はホタテに似た円形の二枚貝です。形や風味はホタテに似ていますが、殻の色はずっと赤みを帯びていて、強い旨みと甘み、心地よい食感が特徴です。産地は鹿児島県日置市をはじめ、西日本に分布しています。
今回取り寄せて食べてみた「鹿児島県江口浜のツキヒガイと北海道苫前町のミズダコのアヒージョ」は、ニンニクの香りとアンチョビの塩けがツキヒガイとミズダコが持つ磯の香りをうまく引き出していて、香ばしく焼いたパンにディップすると本当においしい。具を食べ終えて残ったオイルは、パスタに絡めて食べたらなおさらおいしく、小麦を使った食材との相性がバッチリでした。茹でた野菜(ニンジン、ブロッコリー、ジャガイモなど)を浸けてもおいしかったです。
鹿児島県日置市・江口浜のツキヒガイがサステナブル!/
日置市は鹿児島市の西隣り、東シナ海に面した町です。江口漁港ではツキヒガイのほかにもマダイやサワラなどが水揚げされます。ツキヒガイはその生態がまだ謎に包まれており、生産管理と調査を同時に進めながら、地域水産業の柱になるよう育てられています。詳しくは<ツキヒガイの⽣産STORY>をチェック!
きちんとおいしいサステナブル・シーフードを自宅で家族と
「環境に配慮した料理」と聞くと、どこか「味は二の次かな?」という印象を持つ方もいるかもしれませんが、今回紹介した「UMITO SEAFOOD」の商品は、味もサステナビリティもきちんとしていて、誰かにご馳走しても喜んでもらえるレストランクオリティのグルメです。今週末は自宅で家族や友人とおいしい時間を過ごしたいなと考えている方におすすめ。ぜひ一度、取り寄せて味わってみてください。