9月6日の夜から7日の朝にかけて、大型の台風10号が九州に直撃。
メディアの報道や周りの雰囲気から危険を察知して、ぼくもさすがに対策・避難を試みました。
こんな時、「何日間分の備えをしていたらいいのか?」と不安になります。
台風自体はいずれおさまるものの、もし停電したら?断水したら?
復旧するまでに2〜3日かかるかも…と、考え出したらキリがありません。
特に、食事をどうするべきか悩みました。
コンビニも閉まるという知らせを受けて、パン類がそこら中で完売していました。
そんな時にわがまま言うなよ!と怒られるかもしれませんが、
ぼくは働き盛りの20代。お腹が空いたらガッツリ食べたくなるんです。ごはんは大事。
というわけで、災害時でもしっかりお腹を満たしたい!食べ応えのあるものがいい!を叶える食事法を試してみました。
ガッツリ系のカップラーメンが食べたい。
カップラーメンです。うん、これなら満足しそう。
お湯が用意できないなら食べられないよな…と今まで諦めていましたが、なんと、水でも麺を戻せるんです。
『警視庁警備部災害対策課』のtwitterアカウント(@MPD_bousai)でも紹介されています!
この大きさで、カップの内側の線まで必要なお水の量は530cc 。
一般的に自動販売機などで売られているペットボトルの水は500〜550ml程度だと考えると、多少の増減はあるもの、ちょうど1本あれば足りそうです。
また、警視庁のアカウントでは15分とあったので、それよりも少し大きめなカップ麺で30分待ってみることにします。
まずは、いつものように蓋を開けて、中に入っている小袋を取り出します。
粉末スープの袋を麺の上に開けて、水を注ぎました。
ここで大事なことに気付きました。
後入れの液体スープ…、よくある「蓋の上で温めてください」のやつでした…!
この場合、真に受けて本当に蓋の上に置いても意味がないですよね。お湯で温まる想定なので。
考えてみた結果、とりあえず、麺が戻るのを待つ30分間はカップの底に敷いてみました。
お湯による熱はないけども、これなら放置するよりは少しはマシ気がします。気持ちの問題でしょうか…。
出来上がりを待つこと30分。蓋を開けるとこんな感じでした。
粉末スープもちゃんと溶けています。ワンタンも柔らかくなってそう!
それから、液体スープも開けてみます。
普通にサラサラと入れることができました。固まっていてドロドロ!なんてことは全くありません。
とりあえず一安心です。それでは、よく混ぜて食べてみましょう…!
うん、おいしい!
麺もワンタンも全然硬くありません。ちゃんと食べられます。
温かくはありませんが、冷たいということもないですね。
今の季節なら、これで体が冷えてしまう…ということも無さそうです。
若干スープを吸っていたようなので、ほんの少し時間を短くしてもいいかもしれません。
ただ、ちょっと脂が溶けきっていないかな?というのが気になる点でした。
これなら、災害時にガッツリ系のカップラーメンが食べたくなっても、
粉末スープ・液体スープを使うものでも、問題なく食べられそう。
お腹が減ってはどうしようもありません。
不安な夜でも、お腹いっぱい食べれれば、ほっと一息満たされます。