ローカルの楽しみの一つ、食。
ローカルは食の宝庫だと思う。その地域でしか食べられないものがよく店に並んでいる。
鮮度的にどうしても遠方へは運べない場合や、その地域ではメジャーだけど全国区では知られてない食べ物、数が確保できない食べ物もある。
それ以外にも、その地域でしか売っていないものもある。
この駅弁もそうかもしれない。
ローカルへ行くときの楽しみの一つ、駅弁。
今回は峠の釜めしだ。これは信越線横川駅で売られているものがいちばん有名だ。
駅弁は、その地区の特産物であったり、その地区に受け継がれる料理が入っていたり、器がその地域の名産品だったりする。
具は、鶏肉・ごぼう・椎茸・筍・ウズラの卵・グリーンピース・紅しょうが・栗・杏が入っている。
この峠の釜めし、もしかすると見た目「?」となってる方も多いかもしれない。
そう、本来は益子焼で作られた器に入っている。これは関東周辺やイベント等で売られている、紙容器バージョンだ。
環境に配慮し、サトウキビの搾りかす等を使用した容器とのこと。生き残れる駅弁は、時代の変化にも対応しているのだと思った。
陶器の容器だと困る方もいると思うが、これだと食べ終わったあとのハードルも下がる。中身は全く同じなのでどちらがいいかは好みだ。
現地で買うのも楽しいし、電車に乗る前に選ぶのも楽しい。駅弁は旅のワクワク感が増すごはんでもある。
横川駅で益子焼に入った峠の釜めしを買うのを次への楽しみにしたい。