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ホワイトデーに欲しい!贈りたい!せとうち果実が詰まった映えスイーツ「蒜山ショコラ」

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遠方へのお出かけや旅行が難しい今。だからこそ、全国各地のおいしいものを取り寄せたりして、これまで知らなかったローカルの魅力に触れてみる。ソトコトオンラインでは、そんな「come to キャンペーン」を推進中。今回は岡山県から、地域のフルーツがぎっしり詰まったショコラバー「蒜山ショコラ」をライターが実際に取り寄せ、味の感想や食材、また開発の背景をレポートする。

目次

蒜山ってこんなところ

「蒜山ショコラ」は、岡山県の北部・蒜山地域で作られたチョコレートに、せとうち産の様々な果物がドライフルーツになって散りばめられた、見ためも華やかなショコラバー。

商品名にもある蒜山という地域はどんなところかというと、岡山県北部、鳥取県との県境に位置する真庭市にあり、蒜山高原をはじめとする自然豊かなエリアだ。

蒜山高原
蒜山高原 写真提供:岡山県観光連盟

人気の3種類を食べ比べ

蒜山ショコラは、そんな蒜山にあるヒルゼンミルキー株式会社のチョコレート工場で作られている。ベースとなるチョコレートはもちろん、たっぷり贅沢に使われたドライフルーツとの組み合わせによって、どんな味わいや食感になっているのか。今回は全8種のなかから3種を食べ比べしてみた。

蒜山ショコラ
今回いただくのはこの3種。05 せとうち産オレンジとキウイのビターチョコレート・07 岡山産イチゴと甘酸っぱいベリーのルビーチョコレート・08 岡山産イチジクとせとうち産オレンジの紅茶チョコレート。(c)Noriko Nishi
蒜山ショコラ
箱から取り出すとさらに銀色の袋に入っていて、開けるとチョコレートと果物の香りがふわりと漂う。(c)Noriko Nishi

07 岡山産イチゴと甘酸っぱいベリーのルビーチョコレート

まずはこちら。鮮やかなピンク色に大きなイチゴがたくさん入って、そのインパクト大な見ためから期待が高まる。いま話題のルビーカカオを使ったルビーチョコレートの味も気になるところ。

蒜山ショコラ
蒜山ショコラ 07 岡山産イチゴと甘酸っぱいベリーのルビーチョコレート(864円)(c)Noriko Nishi

 【実食】
イチゴの部分をひとかじりすると、まずジューシーな風味が広がる。そこにクランベリーとブルーベリーの2種類が加わって、それぞれ異なる甘みや酸味、食感がミックスされ、芳醇さが増した感じに。ルビーチョコレートの甘酸っぱさともマッチして、全体的に甘すぎずフルーティな余韻が残る。

08 岡山産イチジクとせとうち産オレンジの紅茶チョコレート

続いてはこちら。まず紅茶が使われているというだけあって、チョコレートの色も珍しい。紅茶は岡山県新見市で紅茶農園を営む、株式会社アーリーモーニング「EIJI MIYAMOTO」のアールグレイだそう。

蒜山ショコラ
蒜山ショコラ 08 岡山産イチジクとせとうち産オレンジの紅茶チョコレート(864円)(c)Noriko Nishi

【実食】
口に入れた瞬間に鼻へ抜ける紅茶の良い香り。イチジクの優しい甘みを、オレンジの甘酸っぱくてほのかな苦味が引き立てる。どちらのドライフルーツも皮ごと入っているから程よく歯応えがあり、ところどころに散りばめられたクルミとも合わさって、食べ進むごとにさまざな食感が楽しめる。

05 せとうち産オレンジとキウイのビターチョコレート

最後はこちら。ライターの好みであるビターチョコレートは外せない。オレンジやキウイの酸味とチョコレートのビターな味わいがどう融合するのか。

蒜山ショコラ
蒜山ショコラ 05 せとうち産オレンジとキウイのビターチョコレート(648円)(c)Noriko Nishi

【実食】
オレンジとキウイのフレッシュな酸味はしっかり感じられるが、チョコレートの程よくビターなテイストともマッチしている。クランチチョコのザクザクとした食感も心地よい。ほろ苦さ×酸味という大人っぽい味わいで、コーヒーや紅茶だけでなくウイスキーやワインのお供にもよさそう。


蒜山ショコラ誕生の背景とは? 

地域の食材の魅力を発信するショコラバー

この「蒜山ショコラ」が発売されたのは2018年秋。JR西日本岡山支社とジェイアールサービスネット岡山による「ふるさとおこしプロジェクト」の一環として開発された、「JR PREMIUM SELECT SETOUCHI」シリーズのひとつだ。地域の企業や生産者と協働によるプロジェクトで、蒜山地域にあるチョコレート工場・ヒルゼンミルキー株式会社とタッグを組み製造されている。

蒜山ショコラ
クリーミーなチョコレートを手作業で丁寧に流し込む。写真提供:ふるさとおこしプロジェクト

試作を重ねて辿り着いた味

「蒜山ショコラ」の魅力はなんといっても、チョコレートの上にふんだんに散りばめられたせとうち産ドライフルーツの色鮮やかな見ためと、香り豊かでフレッシュな風味。しかしこれを実現するまでには、幾度となく試作が重ねられたという。JR西日本 岡山支社ふるさとおこし本部の二反田陽介さんに話を聞いた。

二反田さん「全て手作業で製造しているため、チョコレートの上に素早く美しくトッピングすることに、開発当初はかなり苦戦しました。また、ベースとなるチョコレートの配合や厚み、ドライフルーツとの組み合わせや食感、香り、色合い、口に入れた時の口どけにも気を配っています。なかでも『08 岡山産イチジクとせとうち産オレンジの紅茶チョコレート』は、配合する茶葉の含有量を0.01g単位で比較するなど、こだわりぬいて製造しています」

蒜山ショコラ
鮮やかな色とフレッシュな風味にこだわり抜いたドライフルーツ。写真提供:ふるさとおこしプロジェクト

全国各地からのお取り寄せも増加中

「蒜山ショコラ」は岡山駅や倉敷駅などのお土産売場のほか、ネット通販でも手に入れられるが、ステイホームが日常的になった昨今は全国各地からの通販購入も増加しているという。

二反田さん「また、2021年2月から首都圏の駅ナカ店舗での販売を開始しました。今後も全国のお客様に手に取っていただけるよう販売エリアの拡大を進めております」

蒜山ショコラ
せとうち産のドライフルーツをたっぷり贅沢にトッピング。写真提供:ふるさとおこしプロジェクト

自宅で岡山・瀬戸内のおいしさに出会う

二反田さん「岡山は白桃をはじめとする“フルーツ王国”と称され、また温暖な気候に恵まれて育った柑橘類など、瀬戸内エリアは果物の宝庫です。コロナ禍により観光など遠方への旅行もままならない昨今ですが、瀬戸内エリアが故郷の皆さまや、いつか足を運んでみたいな、と思ってくださっている皆さまにぜひ手に取っていただいて、瀬戸内の魅力を『おいしさ』で感じていただきたいですね。そしてコロナが終息した際に、岡山・瀬戸内エリアに足を運んでいただくきっかけになればと思っています」

岡山や瀬戸内のおいしさがギュッと詰まった「蒜山ショコラ」で旅気分を味わうもよし、なかなか会えない大切な人へ季節の便り代わりに贈るもよし。晴れの国からのお届け物が、少し窮屈な日常に笑顔をもたらしてくれるはずだ。

●公式WEB
ふるさとおこしプロジェクト「蒜山ショコラ」

●オンラインショップ
岡山 駅ナカ お土産ネットショップ「蒜山ショコラ」

※ご紹介した商品は記載当時の情報のため、提供の有無・価格などが異なる場合があります。

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