大阪の中学生267名が放った「社会を救うビジネス案」が凄すぎる。投資のプロも唸った“15歳のリアルな視点”とは？

URLをコピーしました！

「投資は、ただお金を増やすためのもの」……もしあなたがそう思っているなら、彼らのアイデアに腰を抜かすかもしれません。大阪府堺市の東百舌鳥中学校で行われた、ある“異例の授業”。そこでは267名の中学生たちが、大人の想像を遥かに超える「社会課題の解決策」を次々と打ち出していました。15歳たちが本気で考えた、日本を救うビジネスの正体とは？読み終えた後、あなたの「投資」への概念が変わるはずです。

「投資は応援」15歳が学んだお金の本質

投資信託「ひふみ」シリーズを運営するレオス・キャピタルワークスが、大阪の地で刺激的な授業を行いました。対象は、堺市立東百舌鳥中学校の3年生267名です。彼らが学んだのは、単なる蓄財術ではありません。「社会課題を解決しようとしている企業を応援する」という、投資の本質的な意味です。生徒たちは、実際の企業の取り組みを通じて、経済と社会の繋がりを深く見つめ直しました。

大人も顔負け？驚きのビジネスアイデア続出

授業の後半、生徒たちは「自分が起業するなら？」という問いに挑みました。そこで飛び出したのは、現代社会の痛いところを突くリアルな提案ばかりです。深刻な人手不足に対し、介護職の負担を減らす「介護ロボット」の導入。待機児童と不動産問題を同時に解く「空き家を活用した保育園」の設立。さらに、多様性を尊重する「同性愛者用のマッチングアプリ」の開発など、その視点は多岐にわたります。

起業は「社会を良くする」ための選択肢

指導にあたった野田浩司先生は、起業を「特別な人だけのもの」ではなく、行動する一つの選択肢として捉えてほしいと語ります。生徒たちは、普段の学校生活では触れることのない「投資」の視点を得ることで、社会の課題を自分事として捉え始めました。「どの企業がどのような社会課題を解決しようとしているか」を見極め、応援する。この学びは、生徒たちのキャリア形成にとっても大きなターニングポイントとなったようです。