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ワーケーションを推進する女性たちの共通項「自分が幸せにならなくては、地域も幸せになっていかない!」【ローカル×ワーケーション⑫】

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【ソトコト×日本ワーケーション協会連載】ソトコトと日本ワーケーション協会がコラボして、各分野、各地域で活躍するワーケーション推進者をゲストに迎えて、毎回対談。ワーケーションにおける現在地や未来の展望を語ります。
第4回目(中編)。前回の第4回目(前編)に続いて、今回は中編。ワーケーションを実践するだけではなく、HUB役として地域を盛り上げている栃木の義達祐未さん、富山の宮田唯さん、島根の林郁枝さん。3人の女性たちのワーケーションへの想いは、地域も自分自身に対してもウェルビーイングであることでした(中編)。

窓からの景色を少しだけ変えて仕事をする…それだけで前向きになれた義達さんのコロナ禍の生活

ソトコト 前編では、簡単に皆さんが地域でどんな活動をされているのか聞きました。今回は、ワーケーションについて、さらに深掘りして聞いていきます。栃木を拠点に活動する義達さんにお聞きします。

義達  司会業などイベントの仕事がメインの1つでしたが、コロナ禍でまるっとイベントが全てなくなってしまいまして…。コロナ禍で外出や移動を控える「ステイホーム」の環境下では、観光や移住定住のPRなどの地方創生の仕事を推進できませんでした。

ソトコト 当時、コロナ前と随分生活環境が変わりましたよね…。

義達  はい。当時はいつ鎮静化するかも、わからない、向こう1年間はイベントの仕事が入ってこない状況でした。イベントに関わっているスタッフさんの生活も考えたら、当時は「この先どうしよう」と全てが不安になり、息が詰まるような日々を送っていました。そこで、まずは試しに環境を変えてみることにしました。住んでいる家のすぐ近くのホテルに行ってリモートワークをしてみようと…いわゆるマイクロワーケーションを取り入れたら、それがとても気に入って!

義達さんがコロナ真っ只中の
何もかも苦しい時期に始めた、
家の近くのホテルでリモートワーク。
驚くほど閉塞感から解放されたそう。

ソトコト 義達さんの中で、どんな変化があったのでしょうか?

義達  いつもとほんのちょっとだけ環境を変えて仕事をしているだけなのに、前向きに物事を考えられるようになりました。窓から見える空が違う…風や光の入り方が違う…そんな小さな変化だけで、驚くほどリフレッシュできました。些細な変化だけで良かったんだ…と気づいてから、今まで栃木に観光に来たり、移住してもらうためのハードルを高く上げすぎていたのかも、と。栃木の地域活性化を重く考えすぎていたのかもしれない、もっと毎日を気軽に暮していけるように、気軽に働けるように…その一歩として、私自らが実践者となり発信しよう、と動き出しました。

富山の宮田さんの名言に感銘!「私が幸せにならなくては、地域は幸せな場所にならない!」

ソトコト では、宮田さんはいかがでしょう? 富山でワーケーションを推進される前から、ワーケーションに興味があったのでしょうか?

宮田 私は富山でワーケーション推進事業に関わるまでは、ワーケーションについて興味はなく、知りもしませんでした。しかし、今の私の人生には、ワーケーションは絶対に欠かせません!

ソトコト その心境の変化は?

宮田 というのは、ワーケーションをすることが、私にとっての幸せだと気づいたからです。女性の場合、日々の生活の中でホルモンバランスなど身体に変化があるため、ちょっとしたことがストレスになったり、情緒が不安定になったりしがちなんです。でも、私の人生における最重要項目は、自分が一番幸せであること。だからこそ、自分自身を幸せにするためのコストと時間はかけるべきだと。

宮田さんお気に入りの
ワーケーションスポットは、
富山県氷見市にある海浜植物園の中。

ソトコト まずは自分が幸せであるべき…そんな唯我独尊に共感します。

宮田 そうですね。名前も「唯」なので、唯我独尊が強いのかもしれません(笑)。あと、私は日本ワーケーション協会にも携わっていますので、地域でワーケーションを推進している女性たちと関わることが、とても多いのです。ワーケーションをしている女性たちの共通項は、皆すごくいい人たち。人との距離感が上手で、無理なことを言ってこない。心のバランスが取れている…きっと自分自身に余裕があるから、人に対して優しくいられて、思いやりを持てるのではないかと。それが自分の幸せであり、地域の幸せにも繋がっている…と。ワーケーションが好きなのは、こういう人たちと一緒にいると居心地が良いというのもあると思います! 自分が幸せでないと、地域も幸せな場所にならないと思います。

空が広くて、緑や水辺に囲まれた林さんの島根生活は、ウェルビーイングそのものだった!

ソトコト 林さんはワーケーションの魅力はどこにあると思いますか?

 東京で働いていた時は、緑が少ないビル群みたいなところで仕事をしていました。ビルの隙間から空を⾒上げても、空が小さくって! それが、島根では空が広くて、緑や水辺に囲まれている…そんな⽇常が目の前に広がっていると、まず自分の毎日の生活が大事になるんです。そして、その毎日の生活のおかげで、良い仕事ができると。この仕事との向き合い方が変化することが、場所を変えて働く「ワーケーションの魅力」だと思います。

コワーキングenunでプレゼン中の林さん。
大きい窓から見えるのは、
島根の自然いっぱいの景色。

ソトコト 確かにビルに毎日囲まれていたら、必然的に仕事優先の生活になってしまいますよね!

 そうですね。東京にいた時は、つい仕事の効率ばかりを求めていました。でも、日々の暮らしの中のちょっとした遊び、何気ない会話を共有して楽しむことでも、その関係性の中から仕事のヒントに繋がっていくんだと、ここ島根で気づきました。思い描いていたウェルビーイングな暮らしが、島根にあったのです。「東京や大阪など都会のオフィスビル群の中で毎日働いてる人たちも、こういう暮らしや働き方を体験してほしい」と、これからも伝えていきたいです。

ソトコト 皆さんに共通するワーケーションの魅力は、「自分の人生を幸せに、よりよく幸せに生きる」が共通項ですね。(後編に続く)

前編
地域でワーケーションを実践、推進している3人の女性たちが登場! 栃木、富山、島根を拠点に、地域の盛り上げ役として活動中!【ローカル×ワーケーション⑪】
後編
地域のワーケーションは人と場所に出会う関係案内所 !関係案内人として3人の女性が考えていることは⁉ 【ローカル×ワーケーション⑬

【義達祐未プロフィール】
YUM innovation合同会社代表社員、栃木県とちぎ未来大使、東京栃木県人会理事。栃木市出身。高校卒業後、芸能界入り。NHK「高校講座物理」司会や、連続テレビ小説「花子とアン」をはじめ、様々な作品やCMに出演。2017年、クリエイターと共に、ものづくりやまちづくり(地方創生)に取り組み、エンタメで社会に寄与できる会社を目指す。県の行政改革にも携わる。東京と栃木の二拠点+ワーケターとして、全国どこででも仕事ができる環境作りをしています。

【宮田唯プロフィール】
富山県にて約5年間、まちづくりに従事。横丁というユニークな地域拠点の運営管理をはじめ、国・県・市町村による各種行政事業の企画提案・運営・実施管理、地域イベントや観光・移住促進に関するコンテンツ制作まで、幅広い業務を担う。富山県および県内各市町村が連携する広域ワーケーション推進事業では統括責任者を務め、県内外のワーケーションプロジェクトに実績を持つ。監修・制作実績に、富山県公式ワーケーションポータルサイト「めぐるとやま」など。

【林 郁枝プロフィール】
島根県松江市在住、ワークアット(株)代表取締役社長、コワーキングスペースenun 運営責任者&コミュニティマネージャー。2017年まで15年間、日本マイクロソフトでスタートアップ、ビジネス開発などを担当。仕事中心の生活から心と身体の健康が一番大切なことを実感し、ヨガや瞑想等の講師としても活動中。2018年に東京から松江市に移住し、地域おこし協力隊として産学官金連携の実証実験プロジェクトをプロデュース。島根のコワーキングスペースenunの運営事業にも携わります。

【一般社団法人日本ワーケーション協会プロフィール】
ワーケーションを通した「多様性が許容される社会実現」を目指し、2020年7月に発足。300を超える会員(自治体・企業・個人)とともに、様々な取り組みを行っています。

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