【ソトコト×日本ワーケーション協会連載】ソトコトと日本ワーケーション協会がコラボして、各分野、各地域で活躍するワーケーション推進者をゲストに迎えて、毎回対談。ワーケーションにおける現在地や未来の展望を語ります。
前回の第5回目(前編)に続いて、今回は第5回目の中編。題して「ワーケーション革命家に聞く」。このソトコト×日本ワーケーション協会連載のコラボ元のお二人である、一般社団法人日本ワーケーション協会の代表理事を務める入江真太郎さん、理事の仲野司さんと鼎談。ワーケーションに興味ある人に向けて、ワーケーションの第一歩の始め方を伝授。(中編)
革命の一歩は、「普段とは逆方向の電車」へGO! 片道1時間からの日常脱出作戦
ソトコト 「興味あるけど、会社の許可が取れなそう…」「ハードルが高そう…」と、ワーケーションの最初の一歩はどう踏み出せばいいか…ワーケーションの革命家として、アドバイスをお願いします。
入江 革命家として意見を言うと、一番の改革は、働き先(会社)を変えるか? もしくは普段の生活環境から抜け出すか? この2つがポイントです。でも、いきなり転職や移住は難しいかと思います。そこで僕がよくアドバイスしているのが、普段の環境から抜け出すために、「住んでいる場所の片道1時間以内で、無理のない範囲からワーケーションを始める」ことです。最初の第一歩に大きな改革は必要ありません…身近に簡単にできることから、無理せず始める…あっ、すいません、革命家として革新的なアドバイスではありませんね…(笑)
仲野 片道1時間の移動なら、普段の通勤時間と大して変わりませんし…。
入江 そうなんです。東京近辺に在住の人なら「普段通勤している逆方向の電車に乗る」のが、一番わかりやすいです。降りたことのない駅で降りてみて、目に入ったちょっと素敵そうなカフェで読書してみるとか…それだけで、新鮮! 脳への刺激が全然違います。

滞在の目的や気分によって
滞在場所を変えることで、
「普段の環境」から抜け出している。
ワーケの予定は未定で全然OK! ノープランだからこそ、その地域を深掘りできる⁉
ソトコト ワーケーションする上で、目的地の設定や過ごし方、予定は組むべきですか?
入江 僕はあえて「事前に調べすぎない」ようにしています。例えば、山口の萩や富山に行った時も、あまり情報を入れずにラフにパパッと現地に行きました。そうすることで変なバイアスがかからずに、地域の人とフラットに話せるんです。
仲野 入江さんは本当に、現地の人に話しかけるのが、お上手だと思います(笑)。
入江 「ワーケーション協会の代表理事です」なんて肩書きは出さず、ただの旅行者として、たまたま隣になった人と話す…。最近は、地元の人と話して自分のローカル濃度を試してみたり、その土地のクラフトビールを飲むことが、ワーケーションでのローカルの楽しみ方です。その土地で作られたものをその場で味わいながら、「これ美味しいですね」と…店員さんや地元の人と自然に会話が始まる…それが最高に楽しいんです。

山口県萩市でのワーケーション。
「自分と地域」の関係性を見直す機会にもなったそう。
最初は、誰もが心細くて、不安! だから、1人ぼっちワーケーションは禁物!
ソトコト 1人のワーケーションは寂しい、心細い…この不安も、ワーケーションのハードルを上げる要因かと思いますが、アドバイスはありますか?
入江 身近に声をかけられる友達を誘ってください。ワーケーションを実践している知り合いがいれば、「ちょっと一緒に行っていい?」と頼んで、相乗りしてみる…この2つを実践アドバイスとして、おすすめします。
仲野 日本ワーケーション協会では、ワーケーション好きや、興味がある人が集える場を提供しています。ワーケーションMEETUPという場で、そこにお越しいただければ、1人ぼっちワーケーションになりません! 最初は誰もが「ワーケーションに興味があるけど、キッカケがわからない」という人がほとんど。でも、協会主催のMEETUPで、実践しているポジティブな人たちと交流すると「全然できるかも」とマインドが変わっていくんです!
入江 そう、マインドチェンジが大事なんです。できないハードルを考えるよりも、「簡単にできる」とポジティブに考える。まずは、普段の生活動線とは逆エリアにある、普段は行かない地域の近場のカフェで1時間、仕事や読書をしてみる…。毎日の環境を少しだけ変える実験もぜひ! 楽しいな! 新鮮だな! 簡単だな!と体感して、ぜひワーケーションの第一歩を踏み出してみてください。(後編に続く)

夜は交流会を開催するワーケーションMeetUp。
ワーケーション協会は、そんな場を提供。
後編
革命家が描く、ワーケーションの未来図…革命前夜の合言葉は、自分自身のウェルビーイングを求めて…【ローカル×ワーケーション⑯】
【入江真太郎 プロフィール】
一般社団法人日本ワーケーション協会代表理事。長崎県出身。阪急交通社等を経て、2020年7月に同協会を設立。公私合わせて全国を飛び回り、新たな働き方、生き方を提案している。
【仲野司 プロフィール】
一般社団法人日本ワーケーション協会理事。入江氏と共に同協会を立ち上げ、主に組織運営や自治体連携の推進に尽力。札幌を中心に地域活性化に尽力する。
【一般社団法人日本ワーケーション協会 プロフィール】
ワーケーションを通した「多様性が許容される社会実現」を目指し2020年7月に発足。300を超える会員(自治体・企業・個人)とともに、様々な取り組みを行っている。












