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ワーケーションという働き方改革を起こした、日本ワーケーション協会! その設立メンバーが語る【ローカル×ワーケーション⑳】

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【ソトコト×日本ワーケーション協会連載】ソトコトと日本ワーケーション協会がコラボして、各分野、各地域で活躍するワーケーション推進者をゲストに迎えて、毎回対談。ワーケーションにおける現在地や未来の展望を語ります。
第7回目は、この対談連載をソトコトと一緒に取り組んでいる一般社団法人日本ワーケーション協会4人の役員メンバーが登場。代表理事の入江真太郎さん、理事の仲野司さん、古地優菜さん、監事の立道勲さんが対談。前編、中編、後編、まとめの4編に渡って、協会設立のきっかけから現在の活動まで深掘りします。(前編)

ワーケーションは絶対に日本のためになる!と思い立ったが吉日…すぐにメンバー集め…

ソトコト 今回は、日本ワーケーション協会の立ち上げメンバー4人に集まっていただきました。まずは、なぜワーケーション協会を立ち上げようと思ったのですか?

入江 僕自身がもともとインバウンドの仕事をしていたこと…。2018年頃から海外の会社が運営するシェアオフィスを利用していたこと…。あと、海外からリモートで仕事を持ち込んで来日して、日本を楽しんでいる海外ワーカーが増えていたこと…。そんなことで、ワーケーションについて考えるようになりました。

ソトコト コロナ前からワーケーションの需要を感じていたんですね。

入江 はい! しかし、コロナ前は日本の地方ではまだWi-Fi環境があまり整備されてなくて…。これからリモートワーカーが増えていく実感を持ちながら、日本の各地域のリモートワークのサービス整備ができないかと考え始めたのが、日本ワーケーション協会を設立しようと思ったきっかけでした。ワーケーションの推進は、絶対に日本のためになる!と。

ソトコト それが、コロナ禍のタイミングで一気に協会設立に動き出したわけですね。現在の協会の役員メンバーの皆さんは、入江さんが集めたのですか?

入江 もう、本当に「直感」と「勢い」で集まってきた感じです(笑)。当時、ワーケーションを推進し始めた自治体が出てきましたが、それを組織的に牽引する団体はなかった。「社会的に絶対必要!」という思いで、取りあえず頭に浮かんだ人たちに電話したんです。10人くらい突然に電話したかな(笑)。その中で協会設立に参加してくれたのが、仲野さん、古地さん、立道さんという現在のメンバーです。誰を誘ったか忘れてしまったけど、最後に誘ったのが立道さんだったのは覚えてます!

立道 私が最後かい(笑)! 確かに、私は当時、観光や地域PRの仕事をしていたので、コロナ禍でワーケーションっていう言葉が出てきた時に、今やっている仕事に近いなって感じました。

仲野 正直、私はワーケーションって全然わかってなかったんですよ…。でも、入江さんから「ワーケーションって、僕らみたいな働き方なんですよね。これ、日本で普及しませんか?」と…。当時(2020年)、様々な組織づくり、団体づくりに携わっていたので、その一環として、「ワーケーションを普及させていくには、一般社団法人かな…」と、法人格が思い浮かびました。

古地  私は転勤族の妻で、フリーライターもやっていたので、生活がまさに長いワーケーションというか…(笑)。仕事柄、転勤先の地域で地元で活躍する人たちと交流もあり、北海道でまちづくりを支える会社を女性3人で立ち上げたりしていました。入江さんとはその時に知り合って、「これからのキーワードになるワーケーションって面白いよ…古地さん好きでしょ?」って、突然電話がかかってきたのを覚えています(笑)。

ワーケーションという性質なゆえ、
場所も仕事もバラバラで活動しているため、
4人全員に同時に会うことは難しいという。
役員が揃った写真もほとんどないとか。

ワーケーションは人それぞれ! 手段や道具でなく生き方…人生を豊かにするもの!

ソトコト ワーケーションという言葉が一般的になっていく中で、「テレワーク」と混同されがちですが、改めてワーケーションって一体何なんでしょうか?

入江 まさにそこが一番重要なんですよ、世間ではみんなテレワークとワーケーションって一緒だと勘違いしている。何なら「休みながら働く」っていう、よくわかんない捉えられ方してますよね。そんな働き方、僕自身やりたくない(笑)。私たちが考えるワーケーションは、「多様な働き方、生き方を実現するための手段」であり、ワーケーション協会はそういう人たちが集まる日本で、一番でかいコミュニティ(ネットワーク)だと思っています。

協会が実施するイベントには、
住む地域や業種を問わずに、
場所を変えて豊かに暮らし
働きたい人たちが集います。

仲野 テレワークは、あくまで業務を遂行するための道具。ワーケーションはライフスタイル…生き方そのものです。

古地 そうそう。人それぞれに、誰にも強制されずにワーケーションという働き方、生き方を選んでいく。ワーケーションは単なる仕事や労働の手段ではなく、人生。生き方を豊かにするための行動なんですよね。ワーケーションが当たり前になる、豊かな社会を目指す団体です!って、私は周りに伝えています。

立道 私は「二拠点生活やノマドワークに興味はあるけど、収入面、生活面で不安を抱える人たちが気軽に情報交換し、共に解決策を探るコミュニティ」って伝えています。実際にそういうところにニーズがある!と感じています。

入江 場所を選ばずに、自分の生き方に忠実に働く。ワーケーションは「生き方」そのものの多様性化を実現するものですから!

協会は、自由で素敵で、だけと変な人ばかり! しかし、皆思いは一緒!

ソトコト 協会設立直後の2020年7月、時の官房長官の発言で「ワーケーション」が一躍有名になりましたよね! 一方で、仕事と休暇の線引きがないとか、ネガティブワードとして捉えられた側面もありました。どうネガティヴな面を乗り越えていったのでしょうか?

入江 2020年以降、ビジネスを主軸とするワーケーションの団体が乱立していきました。ほとんどが東京や関東に拠点をおいていました。しかし、我々の協会は、本部は京都。東京や大阪に本部を置かなかったことを逆手にとって、全国のいろいろな地域の自治体に声をかけました。そうして地域と地域を結んでいくために、地域との共創に前向きな自治体と取り組み始めたのが功を奏しました。

仲野  「ワーケーションはライフスタイルであり、それを浸透させていく協会である」という考えをブレずに進めていたのが、良かったのかもしれません。そのせいか、理事メンバーを見ていただいてもわかる通り、「素敵で、変な人ばっかり」が集まっているんですよ(笑)。

立道 そうなんですよ! そういった自由で素敵な、しかし変な人たちが集まっているのに、ちゃんと協会としても成立し、仕事にも繋がっている…いつの間にか社会的な課題解決、ミッションに向かって活動しているんですから、面白いですよね。(中編に続く)

中編
働き方は生き方だ! ワーケーションは、働き方を見つめ直すためのウェルビーイングな手段だ!【ローカル×ワーケーション㉑】

ワーケーションは、
豊かな人生やこれからの日本の在り方について
真剣に考える場でもある。

【入江真太郎 プロフィール】
一般社団法人日本ワーケーション協会代表理事。長崎県生まれ。阪急交通社等を経て、2020年7月に同協会を設立。公私合わせて全国を飛び回り、新たな働き方、生き方を提案している。

【仲野司 プロフィール】
一般社団法人日本ワーケーション協会理事。入江氏と共に同協会を立ち上げ、主に組織運営や自治体連携の推進に尽力。札幌を中心に地域活性化に尽力する。

【古地優菜プロフィール】
奈良県出身、長崎県諫早市在住。転勤族の妻で2児の母。転勤に左右されないキャリアを築くため、フリーライターとして独立。まちづくりや地域活性化の活動にも参加。ワーケーション及び親子ワーケーション、デュアルスクール等を全国に普及させるために各地で活動。

【立道 勲プロフィール】
兵庫県生まれ。2015年慶應義塾大学卒業後、富士通(株)入社。約2年間営業職に従事した後、2016年ファンカンパニー(株)設立。日本の各地域におけるインバウンド事業、PR、マーケティング事業に従事。

【一般社団法人日本ワーケーション協会 プロフィール】
ワーケーションを通した「多様性が許容される社会実現」を目指し2020年7月に発足。300を超える会員(自治体・企業・個人)とともに、様々な取り組みを行っている。

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