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冬でも就航率99.1%!飛行機に乗らなくても楽しめる旭川空港の見どころ【北海道・旭川】

炭本まみ

炭本まみ

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旭川空港は北海道にある12の空港のうち、3番目に利用者数の多い空港です。2019年9月に大幅リニューアルし、地元グルメが堪能できる話題のスポットも完成。飛行機を利用しない人も足を運ぶ旭川空港の魅力に迫ります。

目次

冬でも就航率99.1%!欠航は1年に3本〜4本。その秘密とは?

旭川空港

旭川空港

旭川空港にいる「かぐらっき~」。空港がある東神楽町のマスコットキャラクター。
via mami sumimoto
旭川は北海道の中でも冬は気温が低く雪の多い町です。北海道の空港事情は、冬になると雪が滑走路に積もり、離着陸が困難で危険が伴うため、欠航が相次ぐのが現状です。ですが、旭川空港の1年間を通しての就航率は「99.1%」と、高い割合を誇っています。それは、滑走路の除雪体制が整っているから。

雪が滑走路に積もると空港に常駐している「ワックスウイングス」という精鋭除雪部隊が出動し、迅速に滑走路の除雪に入ります。北海道の玄関口として利用者の一番多い「千歳空港」よりも欠航しないことから冬は旭川空港の利用者が多くなることも。その欠航数は1年に3本~4本のみ。2500mの滑走路は充実の除雪体制によって、旭川空港の高い就航率が保たれているのです。

地元民がおすすめ、旭川空港のお楽しみスポット5つ

旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
旭川空港は飛行機を利用する人だけではなく、地元民もよく足を運んで利用しています。旭川空港にはどのような魅力があるのでしょうか。地元民目線でおすすめのスポットをご紹介します。

①書籍・雑貨店「AKJ BOOKs」

旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
旭川空港の2階へ上がったすぐにあるのが「AKJ BOOKs」。その名の通り本屋さんです。通常の雑誌はもちろん、北海道や旭川市に縁のある作家作品や、北海道や旭川を舞台にした小説やコミックが並び、旅をしながら旭川を知れる本が多数揃います。
旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
本はもちろんですが、雑貨も豊富でおすすめ!子どものちょっとしたおもちゃや、文房具などここでしか買えない旭川空港オリジナルの商品もあります。国際航空運送協会(IATA)によって定められるIATA航空会社コード(通称・レターコード)。旭川空港は「AKJ」です。「AKJ」のロゴが入ったレターセット、メモ帳、クリヤファイル、トートバッグ、カレンダーなどはデザインがスタイリッシュでお土産にもおすすめです。

②お土産ショップ「AIRPORT LILAS」

旭川空港

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via mami sumimoto
北海道の有名なお菓子はもちろん、旭川市内の人気のお菓子やラーメンなども並ぶお土産店。お酒や雑貨類も置いています。
旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
こちらのおすすめは、隣町・東川町で作られた手作りのお菓子やジャム、お米、人気カフェのドリップコーヒー東川産のワイン「Kitoushi」(キトウシ)や、ハンドメイド作家による木工加工品、イラストレーターが手がけるTシャツ、ステッカー、バッチなど、あらゆる東川町の商品・作品に出合えることでしょう。人気の街・東川町に立ち寄った気分になれるかも!

③フードコート「そらいち」

旭川空港

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via mami sumimoto
旭川空港は2019年秋にリニューアルし、地元の味が楽しめる10店舗が並ぶフードコート「そらいち」がオープンしました。旭川ラーメン店が2店、蕎麦店、カレー店、定食屋、鉄板焼き、海鮮丼、和菓子店があり客席数は200席以上。フライトの前後に利用する人はもちろん、地元民もランチや夕食で利用する地元の名店が並びます。
旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
筆者のおすすめは「鉄板焼 旭人」。道産牛ホルモン焼き・旭川名物ちゃっぷ焼き・旭川産のトントロ・ホルモン焼き・ジンギスカン・道産牛ハンバーグなど、地元素材を使った鉄板焼きを堪能できます。フードコート「そらいち」の中で唯一、店内にカウンター席がある「旭人」。目の前の鉄板で焼かれるお肉を見ていると食欲が増しますね! 旭川市内の食肉加工会社が経営するオリジナルブランド店。ぜひ味わってみて。

④入場無料の「展望デッキ」

旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
旭川空港の3階には離発着を間近で見られる展望デッキがあります。有料の空港がある中、旭川空港は無料で入場可能です。送迎のときだけではなく、飛行機の離発着を間近で見るのは爽快感と憧れを抱きますね。
旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
展望デッキのフェンスには、大き目の穴が開いている箇所がいくつかあります。これは、カメラで撮影するために開けられた穴。成田空港や伊丹空港をはじめ、いくつかの国内空港にもあるようです。旭川空港でも多くの人がこの穴を使って飛行機の撮影を楽しんでいます。

⑤アイス工房「田村ファーム」

田村ファーム

田村ファーム

via mami sumimoto
空港の周辺のおすすめスポットをひとつ、ご紹介しましょう。空港の駐車場を出てすぐ向かい側には、「田村牧場」があります。しぼりたての牛乳でできたジェラートアイスを楽しめる「アイス工房 田村ファーム」のジェラートはミルクの味が引き立つ出来立ての味わい。時には行列もできる人気店です。

ミルクや抹茶など数種類の定番フレーバーのほか、季節のメニューも味わえます。ソフトクリームもありますよ。お店の裏に回るとベンチがあり、広大な牧場と遠くに見える大雪山系・旭岳の景色もご馳走です。

旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
牧場の牛と触れ合うことはできませんが、牧場に近づくことはできます。柵まで歩み寄ると、牛が近づいてきてくれることも。のんびりと草を食む牛の姿は、かわいらしくて癒されることでしょう。アイス工房とともに、立ち寄って欲しいスポットです。

旭川空港はのんびり過ごせる「ちょうどいい」空港

旭川空港

旭川空港

via mami sumimoto
大都会の大きな空港のような、ダイナミックさはありません。ですが、旭川空港は北海道と旭川を空港内で体感できるちょうど良い規模の空港です。離発着だけではなく、のんびりお散歩したり、お買い物や食事、デザートを食べてみたりと、空港内外を楽しんでみませんか。

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