【初心者向け】怖くなかった! 寒くなかった! 冬の女性ソロキャンプ術

【初心者向け】怖くなかった! 寒くなかった! 冬の女性ソロキャンプ術

2023.02.17

一人でのんびりキャンプを楽しんでみたいけど、やっぱり女性一人だといろいろ不安がつきもの。そんな不安を少しでも和らげて、多くの女性にソロキャンプの良さを味わっていただきたい。昔夢見ていたソロキャンプ旅をやっと実戦できた女性ローカルライターが、女性目線のソロキャンプデビューお役立ち情報と、冬のキャンプアイテムを紹介します。

写真:安心して楽しめる女性ソロキャン専用サイトの様子。

サイト内のどこにテントを張るべきか

ソロキャンプ旅をしたとき、キャンプ場貸し切り状態という場面が多々ありました。キャンプサイトに一人というのは気楽ですが、もし誰か変な人が来たらどうしようという不安もあります。

そんななか、広いキャンプ場内でテントを張る場所をどうやって選んでいたか。無料キャンプ場の、誰でも出入りできる公園の場合、パッと見てテントが目に入りにくい場所にテントを張りました。

女性ソロキャンプ
公園の入り口や人が通る道は垣根の向こう側にある。

目に入りにくい奥地という意味ではありません。垣根の向こう側で一見テントが見えにくい場所です。公園の入り口からは見えにくくても、前方は開けていていざというときの逃げ道は無数に確保。また、自然が広がるエリアでもすぐ裏手に住宅地があったときは、すぐに助けを呼べる住宅地寄りの場所。キャンパーがいるキャンプ場の場合は、家族やカップルで来ているキャンパーの近くを選びます。

2~3人用のテントでキャンプをしていたときは、テントが大きいので「まさか一人とは思わなかった」と言われたことがあります。敢えて、ソロテントじゃないテントを使うのもありですね。

女性ソロキャンプ
2~3人用テントを使ってソロキャンをしたとき。

女性ソロキャン専用サイトって知ってる?

いきなり無料のキャンプ場や、キャンプOKの公園でキャンプをするのはハードルが高いと感じる人には、女性ソロキャンパー専用サイトを設定しているキャンプ場を利用するのもおすすめです。

こういうキャンプ場は女性キャンパーを視野に入れているので、トイレやシャワーなどの設備がきれいに整備されていますし、女性ソロキャンパー専用のエリアなので、男性は足を踏み入れにくくなります。

女性専用サイトがあるソロキャンプ場
女性専用サイトもあるキャンプ場に設置されていたシャワールーム。ロックを解除して中に入り、中からもロックできるようになっている。

女性専用でなくても、管理人が常駐しているキャンプ場や、きちんと区画が区切られているサイトを選ぶのもいいと思います。どのサイトでもいえることですが、最低限携帯の電波が入る場所を選びましょう。

女性のソロキャンプで一番大切なのは、警戒心を持つこと。海外旅行でも、警戒心のない人は襲われやすく、きちんと警戒心を持って行動している人は襲われにくいと思うのです。

寝るときはテントの内側から南京錠やカラビナを付けてロックするとか、SNSで場所を特定できるような情報をリアルタイムでアップしないとか、最低限の警戒心を持って行動することはとても大切。

女性ソロキャンプ
キャンプに出かける際は、バックパックに南京錠やカラビナを多めに付けていく。

慣れるまでは、ソロキャンプを楽しんでいる友だちと一緒にソロキャンプに出かけ、実戦でアドバイスをもらうのも手です。

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