和歌山県田辺市と『ソトコト』がタッグを組み開催してきた実践型の関係人口育成講座「たなコトアカデミー」の、第5期生を募集しています!ローカルに興味があり、地元の人の顔が見える関係を持ちたい、第二の故郷のような場所が欲しいという方を対象とした、ローカルとより深く関わるためのきっかけづくりの場です。今年度は全国の大学生の方を対象に、「田辺の食」をテーマにした講座を行います。サスティナブルやSDGs、ローカル、関係人口というキーワードを、「食」という観点から考えてみませんか?
\SDGsや関係人口というキーワードを「田辺の食」を通して紐解き、発信する/
インプットだけではなくアウトプットの仕方も考え、実践する力を養います。
今年のポイント!
大学や学部を超えて、まちづくりやSDGs関連のキーワードに興味を持つ学生が集う講座です。同じ興味を持つ仲間や、自分がやりたかったことの実現に向けて共に活動してくれる仲間ができるかも!
◇「田辺の食」について学び、考える全4回の講座です。最終回では田辺の美味しい食材を販売するマルシェを開催!
「田辺の食」をテーマに田辺市についてや、地域の食を支える農家さん、飲食事業者さんの仕事内容や思いを伺うことができます。実際に第2回講座では田辺市に訪問し、就業体験も!
さらにインプットでは終わらず、最終回では東京都世田谷区のコミュニティスペースで田辺の食材を販売するマルシェを開催します。そのマルシェで実践してもらう「たなコトマルシェ」プランを考えるため、イベントの企画力や実践力も身につけることができます!
こんな方におすすめ!
・地元の人の顔が見える関係を持ちたい、第二の故郷のような場所が欲しいという方
・コミュニティづくりやコミュニティの可能性を広げることにチャレンジしてみたい方
・サスティナビリティ、SDGs、食、関係人口、まちづくりなどのキーワードに興味のある方
・地域で自分から何かを企画し、実践してみたい方
ゲスト紹介
指出 一正(さしで かずまさ)
『ソトコト』編集長。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、奈良県「奥大和アカデミー」メイン講師、奈良県下北山村「奈良・下北山 むらコトアカデミー」メイン講師、をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「わくわく地方生活実現会議」委員。奥大和地域誘客促進事業実行委員会、奈良県、吉野町、天川村、曽爾村「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」エリア横断キュレーター。環境省「SDGs人材育成研修事業検討委員会」委員。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「人材組織の育成・関係人口に関する検討会」委員。総務省「過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会」委員。BS朝日「バトンタッチ SDGsはじめてます」監修。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。
山田 かな子(やまだ かなこ)株式会社TODAY
和歌山県上富田町岡出身、1991年生まれ。同志社女子大学現代社会学部卒。大学時代に東日本大震災を経験し関西女子大生ネットワークMydogirlsを立ち上げ東北の復興支援に関わる。「情報発信する立場に立ちたい」と考え都内のイベント広告制作会社に入社。その後再び東北復興支援に関わるべく福島県の一般社団法人に転職。 高校生のProject Based Leaningの伴走支援、大学生の実践型インターンコーディネ ートを行う。2017年から、NPO法人ETIC.にて大学生インターンシッププログラム運営、副業兼業コーディネートなど地域企業の面白さに魅入られ、企業と人材のマ ッチングを行う。2022年和歌山県田辺市にUターンし、2022年7月教育プログラム運営会社を設立。1児の母、ファミリーUターン。田辺市内の空き家を改装した事務所「トウザン荘」にて、高校生向けの自習室の運営などを行なっている。
高野 雄太(たかの ゆうだい) 一般社団法人 おやまちプロジェクト代表理事
東京都世田谷区尾山台出身、1982年生まれ、男子3人(20歳、高校2年、中学3年) の父。早稲田大学高等学院時代に文化祭実行委員・生徒会・路上ライブフォークデュオなど高校生活を目一杯楽しむ。早稲田大学社会環境工学科を卒業するが完成まで時間のかかる土木分野に興味が持てず広告会社に就職。企画営業として4年勤務したが激務過ぎたため自分にあった生き方を模索した結果、公私の境目がない商店街の商売人になりたいと思うようになり家業であるタカノ洋品店3代目となる。商店街理事やPTA会長など地域組織に所属し活動する中で、尾山台地域をもっと豊かなまちにできるのではないかと思うようになり、仲間を求めて東京都市大学の門を叩く。東京都市大学都市生活学部教授 坂倉杏介氏と出会い2017年8月に住民主体まちづくりプラットフォームおやまちプロジェクトを立ち上げる。6年間で30以上のプロジェクトに取り組む。 尾山台商栄会商店街振興組合理事。尾山台中学校PTA会長。尾山台サッカークラブ コーチ。(一社)おやまちプロジェクト代表理事。
講座概要
「田辺を知ろう」
東京都世田谷区尾山台のコミュニティスペース「タタタハウス」にて、田辺市の皆さんから田辺の概要や魅力について教わります!
最終回のマルシェイベント開催に向けて講座を通して3班に分かれて活動するため、班分けも行います。
まずは田辺を知り、各班のメンバーと仲良くなりましょう!
「田辺市内フィールドワーク 田辺の“食”を探索しよう」
最終回のマルシェイベントで実施するプラン(たなコトマルシェプラン)を企画するために、現地で実習を行います!田辺市内の街歩きを通してさらに深く田辺 について学ぶ他、生産事業者さんのもとで一日就業体験を行い、田辺の食を支える皆さんの仕事内容について学びます。
さらに、生産事業者さんの仕事に対する思いなどをお伺いし、フィールドワーク最終日にはそれらの学びを生かした「たなコトマルシェプラン」を企画するためのワークショップを開催します。
「たなコトマルシェプランを発表しよう」
フィールドワークでの学びを生かして各班ごとに考えてきてもらった「たなコトマルシェプラン」について、オンラインにて発表してもらいます。各班に発表してもらったプランについて、地域ナビゲーターの山田さんやゲストサポーターの高野さん、たなコトアカデミー修了生の皆さんにアドバイスをいただき、実戦に向けての準備を始めていきます!
「たなコトマルシェを実践しよう」
講座を通して学んだことを活かして企画した「たなコトマルシェプラン」を、タタタハウスにて実践します!田辺のおいしい食材を東京の商店街で販売することで、田辺の「食」の魅力を東京で発信することを目指します。
東京開催講座の実施会場『タタタハウス』とは?
1階にはタカノ洋品店、シェアキッチン、カフェスペースがあり、2階は『おやまちリビングラボ』という東京都市大学のサテライトキャンパスとなっています。
地域の子どもたちから東京都市大学に通う大学生、商店街に買い物に来た親子や高齢の方まで、さまざまな世代が集っています。
タタタハウスで地域活動を行う多世代のメンバーともつながりを持てるかも!
募集要項(一部抜粋)
・和歌山県田辺市の地域づくりや、市・市民とのつながりづくり、関係人口づくりに関心がある方で、 特にローカルフードなど「食」に興味のある全国の大学生の方。
・PCスキル及びインターネット環境のある方。
■定員
15名程度
※応募多数の場合は選考させていただく場合がございます。
■締め切り
7月20日(木)23:59
■受講費
5,000円(税込)
受講費に含まれるもの
・講座資料費
・実習のイベント保険代
・実習のプログラムにかかる経費(ただし、下記「受講費に含まれない費用」は除く)
受講費に含まれない費用
・都内講座通学費
・懇親会参加費
・実習にかかる交通費、宿泊費、食費
・そのほか、受講費以外の経費
※関東以外からの受講生には、都内講座交通費の一部助成があります。
詳しくは募集要項をダウンロードしてご覧ください!
和歌山県田辺市×ソトコト「たなコトアカデミー」2期(2019-2020)FW
【和歌山県田辺市】人、自然、生き物 みんなでつくるまち、田辺へようこそ
【企画運営】株式会社ソトコト・シェフズラボ
写真撮影:永井 克