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この漢字読める?「紫雲出山」香川県三豊市 浦島伝説の地でも知られる山とは

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目次

「紫雲出山」の読み方わかりますか?

みなさんは、香川県三豊市の荘内半島に位置している「紫雲出山」をご存知でしょうか?
全国には読みにくい地名がたくさんあり、「紫雲出山」もそのひとつです。

むらさきぐもでやま?
しうんでやま?

この山の名前は・・・!?

 
写真提供:三豊市観光交流局

答え:しうでやま

答えは、しうでやま。
なぜこの山が紫雲出山と書いて「しうでやま」と読むのかというと、誰もが知っている「浦島太郎」に関係するのだとか。

名前の由来となった浦島伝説

昔ばなしの代表格「浦島太郎」のラストに出てくる玉手箱を開けるシーンは皆さんも一度は見たことがあるはず。この玉手箱から出てきた白煙が紫色の雲となり、山になびいたことから紫雲出山とつけられたと言われています。ちなみに紫雲出山のある荘内半島もかつては「浦島」と呼ばれていたそうですよ!

むーかし、むーかし、うーらしーまはー…と童謡にも歌われている浦島太郎をご存じですか?
おとぎ話としても有名な浦島太郎の伝説が残る地が三豊市にもあります

その場所とは…三豊市詫間町にある『荘内半島』です。

なぜ荘内半島に浦島太郎ゆかりの名が残されているか?
荘内半島にある大浜・積・生里・箱・香田・粟島・志々島を総称し『浦島』と呼ばれていたからです

これは室町幕府第3代将軍足利義満(1358~1408)が、1389年厳島神社(広島)参詣の折、瀬戸内航行の要所にある三崎神社(生里)を参拝した時「へだてゆく 八重の汐路の浦島や 箱の三崎の名こそしるけれ」と歌を詠んでいることから室町時代には既に「浦島」と呼ばれていたことがわかります。

参考:三豊市観光交流局(https://www.mitoyo-kanko.com/facility/urashimataro/)

 

 
写真提供:三豊市観光交流局

世界中から注目を集める紫雲出山

なんとこの紫雲出山は、

  • 『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(詩歩著書)』
  • Yahoo!JAPANの「日本が誇る桜の絶景15選」
  • 米国ニューヨークタイムズ紙

で紹介されたこともある世界に誇る日本の絶景スポット!
また紫雲出山の標高は352mと比較的登りやすい山でもあります。

\注目ポイントその①/ 春の紫雲出山

春の紫雲出山は桜の名所として有名で、山頂展望台から見る桜と瀬戸内海が望める絶景に毎年多くの人が集まります。2021年の桜シーズン期間は3月27日(土)~4月12日(月)。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策でオンライン事前予約制を導入しています。
※感染拡大状況により、変更する場合があります。2021年3月18日(木)12:00~からオンライン予約開始(売り切れ次第終了)
※木々の病気や老木化が進んでおり、病気の枝を大きく切除し健全な所から新しく伸びる枝を育て樹勢を回復させていく広範囲にわたる大規模な剪定を実施しています。新しい枝が元気に成長し、樹勢が回復するまで写真と同じような風景はしばらく見ることができません。

  
写真提供:三豊市観光交流局

\注目ポイントその②/ 初夏の紫雲出山

紫雲出山にはアジサイロードがあり、毎年6月~7月にはきれいなアジサイを眺めることができます。大きいものでは約30cmになる大輪のアジサイと一緒にのんびり散策しちゃいましょう!

 
写真提供:三豊市観光交流局

三豊市観光交流局 宮本さんのおすすめスポット

三豊市観光交流局 宮本さんのおすすめスポットは「遺跡館からの眺め」。働くスタッフさんはこの遺跡館に入ると「まるで宇宙船!!」と感じるのだそう。こちらでは喫茶コーナーを設けられており、コーヒーなどを飲みながら絶景を楽しむこともできますよ。

 
写真提供:三豊市観光交流局

読みにくい地名、まだまだ探します!

読みにくい……。だけど本当は魅力あふれる地域。日本全国、まだまだあります!一見、読みにくい地名も由来を知れば納得のいくものばかり。地名をきっかけに次の旅先を決めるのもいいですね。

ご協力いただいた三豊市観光交流局のみなさま、ありがとうございました!
紫雲出山 公式HPはコチラ

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