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「拶双魚」どんな魚?岡山県の郷土料理「ままかりずし」にも!

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目次

「拶双魚」ってどんな魚?

ヒント①:ニシン目に属する魚です。
ヒント②:瀬戸内海地方では「ママカリ」と呼ぶことも。

 
写真提供:写真AC

答え:さっぱ

答えは「さっぱ」でした!拶双魚はニシン目ニシン科に属した体長15cmほどの魚です。体は平べったく、山吹色の尾びれが特徴で、岡山県などでは「ママカリ」と呼ぶこともあるのだそう。
ちなみに拶双魚という名前は味がさっぱりしていることから、さっぱり=さっぱと呼ぶようになったと言われています(諸説あり)。また、ママカリと呼ばれるようになったのは拶双魚をおかずにご飯を食べたところ、あまりの美味しさにご飯を食べつくし、さらには隣からご飯を借りてきたことから、飯借り=ママカリと呼ばれるようになったのだとか(諸説あり)。

ままかりずし

拶双魚を酢漬けにしてシャリにのせた「ままかりずし」は岡山県の郷土料理のひとつです。岡山県の祭り行事にはままかりずしが欠かせないと言われ、岡山県の南部では祝い事のさいに海で拶双魚を釣り、ままかりずしを作るのが習わしなのだそう。そのためママカリと言えば拶双魚ではなく、ままかりずしを思い浮かべる人が多いそうですよ。

今回は、拶双魚をご紹介しました。岡山県で獲れる拶双魚の旬は初夏から晩秋ごろ。とくに秋の拶双魚は脂が乗って美味しいのだそう。ぜひ訪れた際には食べてみてくださいね!

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