工場およびオンラインショップでの限定販売!水揚げされたばかりのさんまのフレッシュで若々しい味わいをお楽しみください。
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「ヌーボーさんま」発売
記録的な不漁により今や高級魚となってしまったさんまですが、鈴与グループの株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市本浜町二丁目102番地1)は、この逆境に屈することなく、「気仙沼港水揚げやわらかさんま」をご提供させていただくことになりました。貴重な2021年物だからこそ、フレッシュで若々しい味わいを早めに楽しんでいただきたいと考え、発売時期を敢えて、ボージョレ・ヌーボーの解禁日に発売しました。
「ヌーボーさんま」概要
販売期間:2021年11月18日(木)~2022年1月17日(月)
【商品名称】
やわらかさんま(醤油煮)、同(味噌煮)(150g)
醤油煮:登米市の老舗醸造メーカーのヤマカノ醸造オリジナル醤油で味付け
味噌煮:同社無添加仙台味噌を使用
【販売場所】
直売ラウンジ(気仙沼市本浜町2-102-1)
オンラインショップ(http://shop.miyacan.co.jp/)
ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」のようにフレッシュさを楽しむ
11月4日に水揚げされた銀色でピカピカに輝くさんま原料を速やかに工場に持ち込み、鮮度の良い状態で製造した「やわらかさんま 醤油煮・味噌煮」を、11月18日の発売から2ヶ月以内の期間「ヌーボーさんま」として数量限定で発売します。通常、缶詰は時間の経過とともに調味液の味がしみ込み熟成しますが、今季のだからこそ、賞味期限にとらわれず、製造間もない「できたての若々しさ」をお楽しみいただきたいと思います。
記録的な不漁に、価格高騰。一時は製造を断念しようとした
今季のさんまの水揚げ量は、統計が残る1961年以来、半世紀ぶりの不漁であった昨年をさらに下回ると水揚げ量で推移しています。弊社としても一時は製造を断念せざるを得ないと諦めていました。しかしながら「気仙沼のさんま缶詰を絶やしてはいけないのではないか」という思いと、お客様からの「ミヤカンさんのさんま缶が食べられなくなるのは辛い、継続してほしい」という後押しもあり今季の製造を決断しました。
「新鮮な缶詰」の可能性を広げたい
ミヤカンは、日本有数の良港「気仙沼漁港」からわずか2キロという最高の立地を活かし、水揚げされたばかりの新鮮な魚原料を買い付けしています。原料をカットしてから缶に詰めるまで短時間で行うことで鮮度を重視した青魚缶詰(さんま・さば・いわし)などの製造を行ってきました。1942年に宮城缶詰として創業し、東日本大震災で工場は壊滅的被害を受けてしまいましたが、2015年に気仙沼鹿折地区の水産加工集積地の復興第1号として再建しました。
缶詰は料理の素材というだけでなく、おいしさを追求できる食材です。作りたての缶詰という新しい価値を「ヌーボーさんま」で感じていただけたら幸いです。