MENU

ニュース

生物多様性の森からスリランカ産有機ブラックペッパーが新登場

  • URLをコピーしました!

国際協力NGOパルシックが販売するフェアトレード商品に新しくパーラ・スパイスシリーズが加わりました。シリーズ第1弾として、スリランカのシンハラージャ森林のふもとで育った有機ブラックペッパー(ホール)が新登場! 50g¥648(税込)のたっぷりとお使いいただける容量です。いつもの料理に自然の恵みのアクセントを。

目次

パーラ・スパイスシリーズとは

 (73986)

商品デザインは、摘む前のたわわに実ったブラックペッパーの実(手前)と伸びてゆく、つながってゆくパーラ(道)のイメージ(後ろ)
「パーラ・スパイス」の「パーラ」は、今回販売をはじめたブラックペッパーの生産地、スリランカで使われている言葉のひとつであるシンハラ語で「道」という意味です。さまざまなスパイスが長い歴史のなかで、航路や陸路という「道(路)」を通って広がってきたことにヒントを得て、また、生産者、販売者、消費者がつながっていくフェアトレードの道をつくりたい、そうした期待を込めて名付けました。

生物多様性に富んだ森林「シンハラージャ」

 (73990)

畑からシンハラージャの森林を望む
ブラックペッパーの産地はスリランカ南部シンハラージャ森林保護区のふもとにあります。シンハラージャ森林は多様なスリランカ固有の動植物の生息地で、希少性もありユネスコ世界自然遺産にも登録されています。しかし近年、この地域ではスリランカの主要産業である紅茶栽培による農地拡大、農薬・化学肥料の多用による汚染で生態系の破壊、土壌の劣化が問題となっています。

地球に、つくる人に、食べる人に、フェアなものづくり

 (73993)

有機肥料をつくるためのコンポストセンター
パルシックは、この地域で、2011年から環境へ負荷をかけない有機農法への転換を望む紅茶農家を支援しています。小規模な紅茶農家が共同出荷グループをつくり、これまでの農薬を使った茶栽培から有機栽培への転換、コンポストセンターの運営、エコツーリズムなど、環境を守り、地域をよりよくするための活動をしています。ブラックペッパーは、この紅茶農家の畑で、有機の茶葉や果物、野菜とともに育ちました。

ぐっと料理を引き立てる!香りと辛さ

 (73996)

多種多様なスリランカ料理に欠かせないブラックペッパー
さまざまな作物と一緒に豊かな土壌で育ったスリランカのブラックペッパーは、爽やかな香りとガツンとくる辛味が特徴的で、新鮮なためミルでの挽き心地がやわらかです。

辛いものが好きなスリランカ人は、国民食であるカレーには必ずブラックペッパーを使うといいます。日本でも本格的なカレーの味付け、お肉・お魚料理の下味や、料理の仕上げ・引き締め役など幅広くご活用いただけます。ひと房ずつ丁寧に手摘みし、太陽の下でたっぷり乾燥させた自然の力強さを味わってください。

パルシックのフェアトレード

私たちの買い物で、世界はよりよい場所になるでしょうか?

パルシックでは、暮らしを取り巻く商品をきっかけにして、それが手元に届くまでの長い旅に思いをはせてほしいと考えています。そして、どうすれば生産者の暮らしや生産地の環境を守ることができるのか、安心して買うことのできる商品を増やすことができるのか、考えるきっかけづくりを目指しています。パルシックのコーヒーや紅茶を飲みながら、ブラックペッパーを振りながら、ともに持続可能な未来を目指しませんか。

 (74000)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

関連記事