しかし食べてみないとどんな食感なのか想像できない雰囲気があります。（ソトコトオンライン編集部）

「白あずき餡～苺葛氷添え～」
高級和菓子に使われる稀少な北海道産白小豆を丁寧に炊き上げ、なめらかで上品な甘さの白餡ジェラートに。葛氷と栃木県いちごの里で採れたスカイベリー苺をトッピング。なめらかなジェラートと氷のシャキシャキ食感を一緒に楽しめるフレーバーです。

北海道産白小豆を丁寧に炊き、餡を作るところから手掛け、ミルクと合わせた白あずき餡ジェラートに仕上げます。白餡は白インゲン豆から作られるものが多いのですが、稀少な北海道産白小豆を原料に選んだことがポイントのひとつです。ジェラートに沖縄ちゃたんの塩をほんの少し加え、甘みを引き立てています。

広島出身、製菓学校にて製菓を学んだ後、和菓子店にて和菓子製造を経験。妹から贈られたマリオジェラテリアのジェラートの美味しさに感激したことがきっかけで、上京し、フェディーに入社。入社1年目から商品開発を担当するなど異例の活躍をする。入社前からマエストロ資格の取得、コンテスト出場を決めていた意気込み通り、2022年ジェラートマエストロに合格、コンテストファイナリストの中でジェラート経験が一番短いながらも出場を決める。

今回参戦するマリオジェラテリアのジェラートマエストロ 岩内本人に今回の商品開発の経緯について聞きました。
＜ジェラートマエストロ　岩内 拓氏　商品開発の経緯＞
「アイスでは、バニラやチョコレートが人気ですが、和菓子と合わせても美味しいことや、和菓子の魅力を知って欲しいです。和菓子はとっつきにくいと思っている方に、ジェラートにすることで、気軽に食べてもらえると思いました。
和菓子の魅力は長い歴史や日本らしさがあることです。今回のフレーバーはお祝いの場には欠かせない紅白饅頭がイメージのひとつとしてあり、赤、白の2色を使っています。おめでたく、華やかな雰囲気で、見ても食べても楽しむことができます。
お饅頭のあんこでは、よく粒餡、こし餡、どちらが好きかという話題になりますが、白餡は比較に入らないことを残念に思っていました。白餡はお饅頭以外にあまり食べる機会がないかもしれませんが、とても上品な美味しさがあるので、今回のジェラートのメインの食材で使いたいと選びました。もうひとつのフレーバーイメージは苺大福なのですが、5月という時期を考えて、初夏らしいかき氷のアレンジを考えました。苺はかき氷と相性抜群のフルーツなので、それぞれが引きたて合う組み合わせになったと思います。悩みに悩んで開発したフレーバーなので、多くの方に楽しんで食べていただきたいと思います。」

日本ジェラート協会の認定資格、「ジェラートマエストロ」は、ジェラートに関する正しい知識、普及により、店舗の地域の活性化、ジェラート業界全体の地位向上を目標に導入されました。

ジェラートマエストロコンテストは認定された「ジェラートマエストロ」がテーマに沿ってジェラートを製造し、その技量、知識、こだわりを競いますが、今回の開催が5回目の開催となります。

今回のテーマは「千の味　癒しのジェラート」、全国各地から参加するファイナリスト10名のマエストロが、コンテスト用に開発したジェラートを披露します。

今回が5回目となるジェラートマエストロコンテストの開催ですが、マリオジェラテリアのジェラートマエストロが参戦するのは3度目となります。過去の2回は残念ながら入賞することができませんでしたが、3度目の正直となることを期待し、今回のコンテストに挑んでいます。

期間：4月29日(金)～5月7日(土)
場所：イオンレイクタウンmori1階　噴水広場特設会場　アイスクリーム博覧会ブース10
価格：4品食べ比べ税込640円　1品追加税込160円
ジェラートマエストロコンテスト – アイスクリーム博覧会公式ページ( https://j-gourmet.jp/ice/gmcfinal/ )

・和菓子職人がつくるジェラート
・ジェラートコンクールは5/7まで開催
・4品食べ比べなどができる