鳥取県では、2022年5月31日(火)より初夏の風物詩である天然「岩ガキ」の漁が解禁され、賀露市場(鳥取県鳥取市)をはじめ県内5箇所の市場で6月1日(水)に初競りが行われました。
鳥取県の天然岩ガキが解禁!!
鳥取県自慢の天然岩ガキ「夏輝(なつき)」とは
2020年にブランド化された、超大型岩ガキ「砂丘の誉(ほまれ)」とは
鳥取県の岩ガキ漁は通常素潜りで行いますが、この「砂丘の誉」は鳥取砂丘沖合の水深約18メートルより深い場所でしか採れず特殊なボンベを背負った海女らが潜水して漁を行います。
鳥取砂丘沖で採れる1日200~300個の岩ガキのうち、「砂丘の誉」はわずか10個ほど。1個あたりの浜値は夏輝の約3倍と、まさにプレミアムです。
“砂丘の誉”の動画はこちら!:https://youtu.be/xuHmiJ_R4rg
地元の漁師が教える!岩ガキのさばき方
② 両手に軍手をはめ、左手で蝶つがい部分をしっかり握ります。手前側の縁をハンマーで叩きナイフが入る程度の隙間を開ける。
③ 隙間からナイフを入れ、上の殻に付いている貝柱に刃先をあてます。
④ 貝柱を切り離し、上の殻を開けます。
⑤ 下の殻にも貝柱が付いているので、ナイフで切り離します。
⑥ 身と殻を流水(水道水)で洗い、身に付いているカキ殻を洗い流します。
すぐに実践!さばき方の動画はこちら!:https://www.youtube.com/watch?v=6qPII0ZH26A
鳥取自慢の岩ガキは、おいしいお酒とペアリングでどうぞ!
おいしいお酒と一緒に召し上がっていただきたいため、鳥取市内で地酒やワインなどを豊富に扱う谷本酒店を経営し、利酒師でありソムリエの資格ももつ谷本さんに「岩ガキの食べ方別、ペアリングにおすすめのお酒」をうかがいました。
鳥取産の岩ガキは、かなりミルク感が強いため、きりっとした酸味がなければ美味しくありません。
①“生”で食べる時には「千代むすび 純米吟醸山田錦」(※画像右)が特にお勧めです。きれいな青リンゴを連想されるような酸味と、香しい吟醸香があわさりレモンを搾らずに楽しむことができます。
②そして、レモンを搾る際には白ワインで頂きましょう。「兎ッ兎ワイン ヤマブラン2021」(※画像中)に合わせることで、レモンの酸味と岩牡蠣の旨味が混じり合い、口の中で非常に良いハーモニーを奏でます。
③さらに焼いた場合は、勿論地ビールですね!しかも辛口の「大山地ビール ピルスナータイプ」(※画像左)がキレと旨味が抜群で、食べ過ぎてしまいます!
谷本 暢正(たにもと のぶまさ)
SSI認定利酒師/日本ソムリエ協会認定ソムリエ/フランス食品振興組合認定コンセイエ
たにもと酒店:鳥取市末広温泉町274番地 https://www.meishu.co.jp/
鳥取市内で旬の岩ガキを食べるならコチラもおすすめ 旬魚たつみ 鳥取店
TEL.0857-50-1133
営業時間:17:00-23:00
定休日:火曜
【岩ガキメニュー】
生ガキ
1,800円程度(税込み)
※仕入れ価格により変動します。
※ご要望に応じ、焼き・フライ等対応します。
ぐらっちぇ 本店
TEL.0857-29-5300
営業時間:17:00~23:30
定休日:無し
【岩ガキメニュー】
生ガキ(黄金ジュレがけ)
岩ガキフライ
1,200円~2,000円(税込み)
※仕入れ価格により変動します。
通販サイトのご案内
お刺身用など鮮度が大切な商品はライブ通販アプリ『UOICHI』が便利。冷凍・乾物・加工品は通販サイト「とっとり市」からご購入できます。
UOICHI についてはこちら:https://karoichi.jp/uoichi/ 「とっとり市」URL:https://tottori-ichi.jp/
この情報のまとめ
・県内市場で初競りを実施
・おいしいお酒とのペアリングも