ニューヨーク州産ワインを輸入・卸販売してきたGO-TO WINEは、スピンアウトとして東京初で国内唯一*のNYワイン専門ショプ&バー『go-to wine shop & bar』を2022年12月18日(日)にオープンしました。
世田谷区経堂をNYワイン文化の発信地に
経堂は、東京農業大学のメインキャンパスが置かれ、醸造技術の研究や文化が産学共同で育まれる地域です。
また、世界各産地のワインレストランやショップが集まるワイン集積エリアでもあります。
『go-to wine shop & bar』は “NYワイン文化の発信地”をコンセプトとした店舗です。NYワインの専門ショップとしてNYの定番ワインから最新トレンドのワインを販売・提供。
NYワインのサステナブルな食文化
“ファーム・トゥー・テーブル”という言葉とともに、「地元の食材を新鮮なうちに食卓へ」の考えが世界で普及しています。特に、ニューヨークでは地産地消とサステナブルな食生活を理想とする文化が根付いた地域です。さらに、NYワインは生産体制においても、早くから「環境負荷の削減」「労働者の経済的公平性」「職場の安全性」を追求しています。
NYワインはこうしたサステナブルの思想や背景に支えられたワインです。
ミレニアル世代が求めるNYワインのスタイル
ここ数年のライトでヘルシー、ナチュラルといった食文化が普及したことも、この傾向に追い風となっています。冷涼な地域で作られる繊細でエレガントなNYワインの味わいとサステナブルの思想が、ミレニアル世代の嗜好にフィットしています。
NYワインの生産者が良く口にする言葉に『家で、ふたりで1本飲めてしまうようなワインを造りたい』があります。果実味と酸味のバランスを重視し、食事に合わせられる洗練された味わいが、NYワインの特長です。
NYワインの繊細な味わいは、日本人の食卓でも汎用性高く楽しむことができます。
『go-to wine shop & bar』について
(小田急線経堂駅から徒歩5分)
Instagram: gotowine.kyodo
『go-to wine shop & bar』提供のおすすめ「NYワイン」
ニューヨーク州産ワインの約90%を産するニューヨーク最大の生産地のワイン
<特徴>大陸性気候でおもに頁岩土壌、生産ワインは白70%、赤30%
<品種>リースリング主体、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリなど
<トレンド>カベルネ・フラン、スパークリングワインなど
マンハッタンからほど近い沿岸部生産地のワイン
<特徴>海洋性気候で砂や砂利の多いローム土壌、生産ワインは赤70%、白30%
<品種>赤はメルロやカベルネ・フラン、白はシャルドネ
<トレンド>ロゼ、アンオークのシャルドネなど
その他のおすすめワイン
ハーマン・J・ウィーマー ドライ・リースリング
ラモロー・ランディング シャルドネ
ブルックリン・ワイナリー シャルドネ
エレメント・ワイナリー ピノ・ノワール
キューカ・レイク・ヴィンヤーズ カベルネ・フラン
後藤 由華さんは、「和食に合わせやすいNYワインを普段の生活に取り入れてもらいたい。ウォルファーのロゼの花柄のボトルはお祝い事の花束の代わりに使ってもらえる」「go-to wine shop & barはNYの友達のワイナリーのワインを並べている。そのワインを経堂の友達が作ってくれる料理とともに経堂で消費してもらう。私達にとっての“地産地消”とも言える」「また、経堂は、東京農大の醸造科に通う若者がいる。今後、様々コラボしていきたい」と話しました。
イベント登壇者プロフィール
フランス・リヨンのポールボキューズ、ベルギー・ブリュッセルのブリュノーなど3つ星レストランで修業。帰国後ベージュ・アランデュカス東京、ケンゾーエステイトワイナリージャパンのマネージャーを歴任。レストランや企業とのコラボレーション、サービスアドバイザー、ワインコーディネーター、ホテルスクール講師等も請け負い、ワインと食で人と人の繋がりを創る活動をしている。
空手の指導者として渡米、NYに14年間在住。NYワインに出会いその魅力に取りつかれる。帰国後、専門インポーターとしてNYワイン文化を日本に伝え続ける伝道師の一人。
ワシントンD.C.とNYに9年間在住し、NY在住時は国連に勤務。帰国後夫婦で日本初のNYワイン専門インポーターを立ち上げる。翻訳・通訳、他インポーターでの勤務なども経て、NYワインの魅力を直接消費者に伝えるべく開業。