地元船橋の食材である小松菜などを具材にした「ふなばしカレー」を共同開発し、1月27日(金)より発売をスタートしました。
開発経緯
「ふなばしカレー」のお披露目会を実施し、市民の皆さまの反応をキャッチ
「具材が小さくしてあり、食べやすい。小松菜の味が効いていておいしいです。」
「カレーらしいスパイシーな辛さがありおいしかった。」
「キーマ風のカレーなので食べ応えがありました。」
など、発売に先駆けて味の感想をいただきました。今回の市民の皆さまの声は今後の商品開発に生かしていき ます。
スタディツアーでは試食会を実施
3 つの船橋食材と開発秘話
船橋産ブランドの小松菜を使用しています。
今回のカレーで使用するメインの素材は小松菜です。葉物野菜は加熱により鮮やかな緑色が変色してしまうため、加工品にすることは難しい原材料です。特に、無添加調理で製造しているため、おいしそうな色味を出すことへの難易度はさらにあがります。船橋の名産である小松菜を使いたい思いと、色味が悪くなるのではないかという葛藤はありましたが、やはり小松菜を使うアイデアを実現するべく、開発に着手しました。
地域団体商標の「船橋にんじん」を使用しています。
今回使用したにんじんは大変綺麗な状態で工場に届けていただきました。石井食品では、素材を無駄なく生かすために、市場に出回らない形がいびつな野菜や、収穫過程で傷がついてしまった野菜を活用する取り組みを行っています。今後は、こういった食品ロスにつながる野菜の活用に対しても、一般社団法人船橋市観光協会 と一緒に考え、微力ながらも船橋市の農業の発展に繋げられたらと思います。
市内の梨園「鈴果園」で、出荷できない梨を使用しています。
この取り組みは、単に船橋産の野菜を使用しているだけでなく、「食品ロス」の削減にもつながっています。例えば、梨の場合は「蜜症(みつしょう)」と呼ばれる、実が半透明になってしまう現象が起きることがあります。
蜜症が生じた実は、味はおいしいものの、食感と見た目が損なわれてしまうため、そのまま店頭に並べることはできません。そんな梨も捨てることなく有効活用するために、農家さんでは以前から「ピューレ」として加工する取り組みが進んでおり、今回はそれを隠し味に使わせてもらうことにしました。このピューレの加工は社会福祉法人大久保学園の 「ふなばし工房」で加工されています。地域のみなさんの雇用創出や、協働の機会に繋げられたらと思います。
商品詳細
販売場所
・石井食品コミュニティハウス Viridian(本町 2-7-17)
・ふなっこ畑(行田 3-7-1) ・船橋市役所地下 1 階デイリーヤマザキ(湊町 2-10-25)
・船橋市観光協会オンラインショップ「BASE2784」https://funabashisan.base.shop/
・船橋市ふるさと納税返礼品 他