1935年の創業から一貫して熟練の職人によるハンドメイドの紳士服を作り続けてきた株式会社銀座テーラーグループ(本社 東京都中央区銀座)は、最高級のオーダーメイドスーツを仕立てる職人技術を活かし、ビスポークマスクを製作しました。
マスクが必須の新しい日常でも、スーツスタイルを安心して楽しんでもらいたい。そんな思いからスーツのコーディネートにマッチするマスクが開発されました。オーダースーツの老舗として培ってきたテーラーリング技術を活かし、快適なフィット感と高級高密度生地のベンタイルを使用したビスポークマスク。製作はGINZA TAILORの未来を担う期待の若手職人が心を込めて一点づつ丁寧に仕上げました。店舗にて6月より販売開始。EC販売は7月上旬予定です。
新しいコーディネート
新しい日常には、マスクの着用がベーシックに。だからこそ、マスクをファッションの一部として考え、スーツスタイルを変わらず楽しめるように、ファッション性も意識しながら開発しました。職人技術を活かした細かいステッチや、「GINZA TAILOR」のブランドロゴもワンポイントとしてあしらっています。
吸い付くようなフィット感と美しいフォルム
オーダースーツで培われたパターン技術を活かし、美しいシルエットを保ちながらフィット感を得られるよう緻密に設計しました。フィット感を高める工夫として、縫製の難易度が高いカーブを多用。また口元がクチバシのように尖りすぎないよう、鼻の部分に高さを持たせるよう製作しました。更に、フェイスラインをしっかり包み込むようパーツを分けて4面にすることで、より立体的に仕上げました。
高級素材のベンタイル
高級な紳士服地を取り扱うテーラーとして、ファッション性も保ちながら、マスクにふさわしい生地を求めて素材にもこだわりました。そのなかで出会ったのが、オーダーでも使用される高級で高密度なコットン「ベンタイル(Ventile)」。ベンタイルとはイギリス空軍用に開発された長い歴史を持つ生地で、コットン100%の天然繊維でありながら、高い機能性を併せ持つ素材として現代でも愛用され続けています。その歴史は長く第二次大戦中にイギリス空軍により採用され、冷たい海に不時着したパイロットがベンタイルの防水性や耐水圧などの高機能により、生存率を驚異的に引き上げた素材として当時注目されました。
生地の特性
ベンタイル生地の最大の特徴は、通気性・透湿性・撥水性の3つ。撥水性がありながら、通気性も確保されているので、マスクの中に熱や湿気がこもりづらく快適です。中面にはソフトで丈夫な帯電性を考慮した、綿とポリエステルの混紡素材を使用。洗って繰り返し使用することができます。
【商品情報】
名称:ビスポークマスク(1枚)
価格:¥3000円(税抜)
品質:表面:コットン100%、中面:綿 35%/ポリエステル 65%、日本製
【備考】
・洗って繰り返し何度も使用できます
・ウイルスの感染を防ぐものではありません
【販売方法】
店舗販売はGINZA TAILOR・Ginza Tailor CLOTHO両店舗にて6月17日から。
ECでの販売は7月上旬予定。