令和5年6月26日(月)に開館5周年を迎える上越市立水族博物館『うみがたり』では、令和5年3月21日(火・祝)から5月21日(日)まで開館5周年のプレイベントとして、特別展「生きものがかたる造形美~冨田伊織 新世界『透明標本』より~」を開催します。
まもなく、開館から5周年を迎える上越市立水族博物館『うみがたり』では、新しい発見と物語で、明日だれかと行きたくなる、明日だれかに教えたくなる水族館を目指し、海の生きものの無限の魅力を発信していきます。
開館5周年のプレイベント「生きものがかたる造形美~冨田伊織 新世界『透明標本』より~」では、館内の幻想的な映像演出を駆使し、生きものの内なる美を伝える「透明標本」の神秘的な世界へと誘います。生きものの「標本」と「生体」を同時に見ることができる水族博物館ならではの展示や、圧倒的な数の標本と解説により、さまざまな角度から海の生きものの生態や魅力について学ぶことができます。
(画像クレジット表記:New World Transparent Specimens/Iori Tomita©)
比較展示エリア
催事ホール:新世界『透明標本』エリア
さらに、透明標本の特徴や作り方や、骨格だけでなく内臓も見える透明標本だからこそ確認できる「生きものの成長に伴う変化の様子」などを学べるパネルも設置。「透明標本」への理解をさらに深めることができます。
比較展示エリア・新世界『透明標本』エリアを繰り返しご覧いただくことで知的好奇心を搔き立て、より理解を深めていただけます。
展示数:200~300点
「透明標本」とは
乾燥標本や液浸標本、骨格標本、はく製などさまざまな保存方法がある中、透明標本は「生物の硬骨を赤く、軟骨を青く染色し、タンパク質を酵素や薬品により分解、筋肉を透明化する」という骨格研究の手法を応用した標本です。骨格を立体的に観察できる「標本」としてだけでなく、2色で繊細に色分けされた美しい様子を「アート」として楽しめるのも特徴です。
作家プロフィール
北里大学 水産学部 水産生物科学科卒
在学中、研究用の透明骨格標本に魅せられ、独自に制作を開始。
独特の世界観で脚光を集め、各種展示会をはじめ、写真集出版、講演会と活動の場を広げている。冨田伊織 新世界『透明標本』 より)
冨田伊織氏の透明標本グッズ販売!
場所:1階 ミュージアムショップ レガーロ
オリジナルノベルティ付き前売りチケット販売!
サクラ咲く春のうみがたり【令和5年3月25日(土)~4月12日(水)】
観桜会水槽
Art of Dolphin サクラver.
時間:平日11:00、13:00、15:00
土日祝 10:30、12:00、13:30、15:00
場所:2階 イルカホール
舞鰯シャイニリュージョン サクラver.
時間:10:45~、11:45~、12:45~、13:45~、14:45~、15:45~
場所:うみがたり大水槽 各所