創業137年、世界40の国と地域に日本酒を輸出している永井酒造株式会社は、永井酒造の世界観を体験頂けるテイスティングルーム、及び醸造研究所を備えた施設「SHINKA〜真価、進化、深化〜」を2023年8月1日(火)にグランドオープンいたします。
新複合施設 【SHINKAー真価、進化、深化ー】 概要
施設に名付けた「SHINKA」には、真の価値を追求する“真価”、エボリューションの“進化”、お互いの関係性を深める“深化”の3つの意味を込めています。
こちらの特別な空間での体験は、完全招待制での提供となり、今回は、8月1日に発売する2008熟成酒シリーズのいずれかをご購入頂きましたお客様へ、特別に招待状をお届け致します。
-テイスティングルーム-
-醸造研究所-
-ペアリングメニュー(オプション)-
-設計・デザイン-
部屋の中央には、針葉樹の山林で見つけられた珍しい山桜で作られた長さ約5メートルの特注のテーブルを配置しています。テーブルの真ん中には、川場村のブランド米「雪ほたか」のもみ殻を漆で固めた板に籾殻を炭にして蒔きつけて錫を蒔き固めています。さらにカウンターは “尾瀬の巨人”と例えられていた樹齢500年を越える水楢の木を譲り受けて制作しました。
オリジナル家具は、釘等を使わずに木を組み合わせて物作りをする吉澤指物店に、持続可能な環境作りに繋がる森林資源の有効活用と、地元の自然美を表現して頂きました。またテイスティングルームの奥にはバルコニーを設け、川場村が守り続けている美しい田園風景が一望できるとともに、自然の風を感じていただけるスペースとなっています。
-SHINKAの利用について-
利用方法:8月1日より販売する2008熟成酒シリーズに同封の招待状記載のQRよりお申込み
所在地:群馬県利根群川場村門前713
TEL: 0278-52-2311
グランドオープン:2023年8月1日(火)
熟成酒商品概要
-販 路 –
https://shinka-nagai.jp/
酒販店からの購入
https://mizubasho-search.glideapp.io/dl/d0a5f4
-MIZUBASHO VINTAGE 2008大吟醸・純米大吟醸-
想定より米が溶けず淡麗な味わいで、一本芯の通ったスタイルで仕上がったため限定数長期貯蔵すると決断。
以後, -3〜 -5℃で貯蔵して出荷のタイミングをはかっておりました。
大吟醸は、綺麗な透明感が未知なる熟成の可能性を感じさせる味わいに仕上がり、純米大吟醸は、よりコメ本来の旨みを引き出した逸品に仕上がりました。
-THE MIZUBASHO PURE 2008-
また2008年は永井酒造初のAWA SAKE商品「MIZUBASHO PURE」の販売を開始した記念すべき年でもあります。MIZUBASHO PUREが完成して、次のAWA SAKEのプレステージを模索。既存のPURE とは全く違う元酒にチャレンジ致しました。それは累乗仕込みをベースに考えた瓶内二次発酵。そして「MIZUBASHO PURE」の特許技術を駆使して誕生した 「THE MIZUBASHO PURE 2008」です。
初めての累乗仕込みの挑戦で、古い文献を読みとり、文献の数値どおりに発酵していくのか、毎日データと見比べながら緊張感を持って仕込み経過を見守りました。最終的には文献程に発酵が進まず、甘さを残した上槽になりました。この甘さを生かし瓶内二次発酵、長期貯蔵でよりキメの細やかな泡が誕生し、複雑でエレガントな味わいに仕上がりました。AWA SAKEのパイオニアであり、数十年にわたり熟成酒を研究してきた永井酒造にしか生み出せない、まさに唯一無二のヴィンテージAWA SAKEです。
-VINTAGE SAKE(ヴィンテージ酒)の挑戦-
弊社の熟成酒に関するSTORYをこちらからご覧いただけます。
~老舗酒蔵が新たなジャンルに挑む、ゼロから研究して誕生した熟成酒~
https://prtimes.jp/story/detail/DBn7pOsNqwx
「SHINKA」 空間デザイン :大高 啓二氏プロフィール
1968年 山梨県生まれ。空間デザインに五感を訴える音・光・映像・香をデザインする五感クリエイターとして、クリスマス空間装飾、商業空間・イベント空間・地域活性のテーマパークのプロデュースなどを日本、中国で手がける。感動や共感を生む「心価値空間づくり」のデザイナーとして活躍。
初書籍「新小売リアル店舗戦略」を出版。
ペアリングメニュー監修 :マカロン由香氏 プロフィール
日本において食空間の演出までを含んだフランスガストロノミー出張料理の地位を確立させた第一人者。全国各地から依頼を受け、大使館、大企業のレセプションや芸術家に至るまで著名人のプライベートシェフとして愛されている。2010年、APEC首脳・閣僚会議晩餐会(横浜にて開催)において、食空間コーディネートを担当。
日本女子大学卒業。エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジ卒業後、渡仏。ディプロマ取得後、三ツ星レストランで修業を積む。
現在は東京・代官山にてフランス、イタリア料理スクール『料理教室 Le Macaron YUKA』経営のほか、店舗のプロデュース、レシピ開発、講演、テレビ・ラジオ出演など、活動は多岐に渡る。
オリジナル家具製作 :吉澤良一氏 プロフィール
その後2代目実父の工房へ戻り以後 30年、生まれ育った沼田市を拠点に指物師・塗物師としてはもちろん、アーティスト肌の職人としてモノづくりと向き合う。己の制作欲に浸りきり没頭して何かを生み出すようなことはなく、人との会話を重視し、相手との間にあるものを形にしていく。また、家族と自然の中で過ごす余白の時間のなかの気づきを創作に活かすことを大切にしている。