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丸森町の手しごと品を紹介するECサイト「手しごとのある暮らしmaru」オープンです。

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宮城県伊具郡丸森町に本社を置くデザイン事務所 合同会社nekiwa(宮城県伊具郡丸森町)は、丸森町に古くから伝わる手しごと商品の魅力を発信するECサイト「手しごとのある暮らしmaru」をオープンしました。

昨年、丸森町を襲った台風19号の影響を受けて、手しごと商品の制作・販売の基盤となる団体が解散し、販路の多くと活動場所を失い、活動の休止・縮小を余儀なくされたそうです。合同会社nekiwaでは、今年4月より新たな販路として同ECを立ち上げ、プレオープンとして試験的に運用してきました。

目次

手しごとのある暮らしmaru について

概要

合同会社nekiwaが今年4月に立ち上げ、プレオープンとして試験的に運用してきました。町内の生産団体が制作するつる細工、織物を中心に商品を展開し、今月より新たにわら細工の取り扱いを開始されました。
「毎日を少しだけあたたかくする、手しごとの素朴な温もり」をコンセプトに、丸森町の作り手が、代々受け継いできた商品を現代の生活シーンに合わせて提案しています。

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設立の背景

昨年10月に丸森町を襲った台風19号災害により、町内全域が大きな被害を受けました。手しごとの制作場所も浸水し、手しごとの制作と販売の基盤となっていた団体も台風の影響により解散することになったそうです。
販路を大幅に失った丸森町の手しごと品の新たな販路として、今年4月に合同会社nekiwaが本ECサイトを立ち上げ、試験的に運用をして来られたそうです。台風以降、約10ヶ月間活動を休止していたわら細工の生産団体が今月より活動を再開したことを受けて、わら細工商品の取り扱いを開始し、ECサイトを正式オープンされました。

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丸森町の手しごとについて

わら細工

わら細工は古くから日本の各地に伝わる伝統的な知恵と技術です。稲を刈り取った後に乾燥させ、農業ができない冬の間に、各家で生活や祭事の道具を制作していました。現在では、稲の刈り取りの機械化が進み、わら自体がほとんど取れなくなっており、わら細工の技術も少しずつ姿を消しています。丸森町では、伝統的なわら細工の技術を受け継ぎ、しめ縄や雑貨の制作を行なっています。昨年の台風19号災害の影響により、活動を休止していましたが、今月より10ヶ月ぶりに活動を再開されました。

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つる細工

町内の山で採れたあけびや山葡萄のつるを加工し、バッグやカゴなどを制作しています。技術力が非常に高く、県外のファンも数多くいます。材料の採取から作り手さん自身で行う手間隙のかかる一品です。

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織物

丸森は古くから養蚕で栄え、織物文化も発展していました。しるくの機能性と、今も守り継ぐ養蚕農家や「しるく」を扱う作り手のまっすぐな想いと、決して楽とはいえない業工程にも真摯に向き合う姿に惚れ込んだ阿部倫子氏が丸森しるくのブランド「しるくわ」を立ち上げられました

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