パーソルサンクス、吸湿性や放湿性に優れた富岡シルクで夏用マスクを製作、群馬・東京で販売。

パーソルサンクス、吸湿性や放湿性に優れた富岡シルクで夏用マスクを製作、群馬・東京で販売。

総合人材サービスのパーソルグループで障害者雇用を手掛けるパーソルサンクス株式会社(東京都豊島区、以下:パーソルサンクス)が運営する「とみおか繭工房」(群馬県富岡市)は、新型コロナウイルス感染拡大によるマスク不足をきっかけに、3月よりシルクを使用したマスクの製作・販売をしています。


製作初期は群馬県内の道の駅などで販売していましたが、多くの反響があり、今回、東京・銀座にある群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」での販売がスタートしました。


群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」
群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」

シルクマスクの製作・販売の背景


パーソルサンクスの「とみおか繭工房」は、高齢化が進み縮小を余儀なくされている群馬県の伝統ある養蚕業の活性化と、障害者の新たな就労の場の創出を目指し、2017年より桑園管理から蚕の飼育、和紙づくりなどを展開する事業を行っています。


とみおか繭工房では、蚕の飼育や桑園での作業など、日ごろから作業中にマスクを着用していましたが、新型コロナウイルス感染が拡大した2月、マスクを入手することが困難になり悩んでいた際に、手先が器用な障害のある社員を中心に社内でマスクを作る取り組みを始めたそうです。


マスクの生地は群馬県産のシルクにこだわって製作し、3月末から群馬県内の道の駅などでテスト販売をスタートさせ、「肌触りが良い」などご好評をいただき完売し、4月から正式販売が決定しました。改良を重ねて「暑い夏にも快適に使える」夏用マスクが完成しました。


ガーゼ2枚、シルク2枚の4枚構造の最初のモデルから、比較的薄めの2枚構造に変更しています。口呼吸をしたときにも布が口に張り付かないよう、上下部分にマチがある3D立体型に変更になりました。夏用マスクは当初外販用として計画していた200枚の4倍となる800枚です。


7月までは群馬県内のみの販売でしたが、より多くの方にシルクの良さを知ってもらいたいという想いから、8月中旬から東京都内の群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」でも販売をスタートしたそうです。



夏用シルクマスクの特長・こだわり

夏用シルクマスクの特長・こだわり


特長1.紐以外は100%シルク生地を使用


とみおか繭工房のシルクマスクは、肌に触れる内側は「富岡シルク※」100%の、通気性の良いオーガンジー生地、外側もシルク100%(富岡シルク54%・ブラタクシルク46%)、高級感のある桐生織の生地で作られています。


特長2.吸湿・放湿性に優れている


シルクは本来、吸湿・放湿性に優れているため、汗をかいても湿気がこもりにくく、快適に過ごすことができます。また、一般的にシルクは第2の肌と呼ばれるほどの人間の肌に近い成分になっているため生体親和性が高く肌に優しいといわれており、約90%の紫外線カット率と高いUVカット機能があるともいわれています。


特長3.飛沫防止と快適さを追求した形


上下部分にマチがある3D立体型であるため、鼻と顎によりフィットし、飛沫防止というマスク本来の役割をしっかり果たします。また、紐は着用する人に合わせて調整することができるうえ、ゴム製ではないため長時間着用しても耳が痛くなりにくいです。


特長4.洗濯可能


何度も洗って使用することができるため、衛生面も安心です。


とみおか繭工房シルクマスクに込めた想い


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原田 大(パーソルサンクス 事業本部 群馬事業部 とみおか繭工房 マネジャー)



外側に使用するシルク生地は、1,000年以上の歴史がある群馬県伝統の桐生織を誂えました。伝統工芸品として認められている柔らかな感触と光沢が特徴です。とみおか繭工房は開設当初から、群馬県の伝統ある養蚕業の活性化を目指してきました。今回のマスクに「シルク100%」「富岡シルクの使用」をこだわったのも、そのためです。



夏用シルクマスクの販売先


群馬県内



  1. 道の駅 みょうぎ:群馬県富岡市妙義町岳322−7

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  3. 道の駅 しもにた:群馬県甘楽郡下仁田町大字馬山3766−11

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  5. 食の駅 吉岡店:群馬県北群馬郡吉岡町大字大久保393−1

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  7. 富岡製糸場 北売店:群馬県富岡市富岡1−1

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  9. まちなか観光物産館「お富ちゃん家」: 群馬県富岡市富岡1151−1


東京都内


群馬県のアンテナショップ ぐんまちゃん家:東京都中央区銀座7丁目10−5 The ORB Luminous 1F・2F
※生産数量に限りがございますので、売り切れとなる可能性があります。


今後について


日本の「衣・食・住」の「衣」における自給率は1%未満といわれています。とみおか繭工房では、日本の養蚕業を残していくためには、多くの方にシルク製品を使ってもらい、その魅力を感じてもらうことが重要だと考えています。今後は、新しい生活様式の中にシルクを取り入れてもらえるように、さまざまなシルクを使った商品を開発していく予定だそうです。

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