スープストックトーキョー(東京都目黒区)は、「Soup Stock Tokyo」全店で3月11日より、「女川産さんまのつみれスープ」を数量限定販売しています。
系列店の「おだし東京ecute品川サウス店」では「女川産秋刀魚と焼き茄子の梅おだし」、「家で食べるスープストックトーキョー」全店と一部のSoup Stock Tokyo外食店舗では「三陸女川秋刀魚のすりみ」の販売も行っています。
港町女川町の名産・さんま
女川町は宮城県東端の小さな港町で、目の前には世界三大漁場といわれる三陸の海が広がり、豊かな恵みと共に人々の生活があります。
特にさんまは全国でトップクラスの水揚げ量であるだけでなく、良質なものを見極める目利きが多いことで知られ、「女川さんまは一味違う」とプロの間でも一目置かれているといいます。
スープストックトーキョーでは、2011年の東日本大震災以降、復興に取り組む町の商品を支えたいという想いから、壊滅的な被害を受けた宮城県女川町のさんまを使った「女川産さんまのつみれスープ」を毎年秋に販売してきました。
スープを通して「女川の今」を伝えたい
震災から10年の節目となる今年は、「あたらしいスタートが生まれる町へ。START!ONAGAWA」のスローガンのもと未来に向かって町作りを進めている「女川の今」を全国の人に見てもらいたいと、節目となる3月11日から「女川産さんまのつみれスープ」を販売し、朝陽が昇る女川町の写真を掲載したカードを配布しています。
「女川産さんまのつみれスープ」には、女川町の名産・さんまのすり身で作ったつみれ、飛魚だし、さんま魚醤を使い、食感の良いなめこ、香ばしい焼き葱、女川町のさんますり身汁の作り方にならって豆腐を加え、柚子が香る和風スープに仕上げています。
“海を見ながら暮らす町として復興を遂げてきた女川町の姿とスープをお召し上がりいただきながら、お客さま一人ひとりが改めて10年、そして今を想う時間をご提供できれば”というスープストックトーキョー。
女川町では震災から4年後に新たな女川駅と駅前のテナント型商業施設「シーパルピア女川」がオープンしたニュースを記憶している人も多いかと思います。さらに年月を経た東北の「今」に思いをはせながら、女川に寄り添ってきたあったかい食べるスープをこの機会にぜひ。
■Soup Stock Tokyo 公式ホームページ