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海の100倍効率!?ごみを「川で止める」独自装置が首都圏へ

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「海が汚れているのは、海のせいじゃない?」この事実に、あなたはどう向き合いますか。実は、海洋ごみの約8割は街から川を伝って流れ出たもの。それなら「川で止めてしまえばいい」という逆転の発想から生まれた独自装置が、今、日本を救おうとしています。驚くべきはその効率。なんと海で拾うより「100倍」も効率的だというのです。香川県で行われたプロジェクトが、ついに首都圏へ。2025年12月20日から始まった、私たちの海を取り戻すための挑戦とは?


海洋ごみの8割は川から。逆転の発想で「出口」を塞ぐ

海洋ごみ問題と聞くと、砂浜の清掃を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、現実はもっと深刻です。海に漂うプラスチックごみのほとんどは、内陸の街から川を通じて流れ込んだものです。「NPO法人 Clean Ocean Ensemble」はこの事実に着目しました。ごみが海に拡散して回収が困難になる前に、川という「細いルート」で食い止める。これこそが、海洋汚染を根本から解決する最強の近道なのです。

独自装置「kawasemi」の衝撃。香川で実証された100倍の力

このプロジェクトの核となるのが、独自開発された河川ごみ回収装置「kawasemi」です。香川県で行われた実証実験では、耳を疑うようなデータが叩き出されました。なんと、海域での回収作業と比較して、約100倍という圧倒的な回収効率を確認したのです。広い海でバラバラになったごみを追うよりも、川で一気にキャッチする。この「kawasemi」の登場により、これまで不可能と思われていた効率的な清掃が現実味を帯びてきました。

ついに首都圏へ!日本標準の回収モデルを創るクラウドファンディングが始動

香川での成功を足がかりに、プロジェクトはいよいよ巨大なフィールド、関東へと進出します。首都圏の河川での実証実験は、このモデルを「全国標準」へと押し上げるための最重要ステップです。その資金を募るクラウドファンディングが、2025年12月20日(土)から「CAMPFIRE」でスタートしました。目標金額は100万円。集まった資金は、装置の改良や安全対策、そして回収データの分析体制の構築に充てられます。

2026年1月18日までの限定募集

今回のクラウドファンディングは、2025年12月20日から2026年1月18日までの期間限定です。単なる「清掃」で終わらせず、データに基づいた持続可能な回収システムを日本中に広めること。それが、彼らが描く未来の地図です。川で止めれば、海は確実に変わります。 日本の、そして世界の海を救う歴史的な実証実験の「サポーター」に、あなたもなってみませんか?


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