「えっ、このソリ、もともとは海のゴミだったの……?」手に取った瞬間、誰もがそのクオリティに驚くはずです。スポーツ用品大手のアルペンが、長崎県対馬市で回収された「海洋ゴミ」を再生し、冬の主役であるスコップやヒップソリへと生まれ変わらせました。雪山で遊べば遊ぶほど、日本の美しい海が守られる。そんな魔法のような循環を実現した、2025年冬の最注目アイテムの秘密に迫ります。
海洋ゴミ約800kgを救出!対馬の危機を「遊び」に変える逆転の発想
長崎県対馬市は、日本で最も海洋ゴミが漂着する場所の一つとして知られています。その深刻な課題に対し、アルペンは「再資源化」という力強い答えを出しました。

今回発売された雪遊びアイテムの原料となったのは、対馬で回収された約800kgものプラスチックゴミ。本来なら環境を破壊するはずだった廃棄物が、最新の技術によって鮮やかなブルーの「スコップ」や「ヒップソリ」へと激変したのです。「ゴミを拾う」だけでなく「価値あるものに変える」という、アルペンならではの攻めのSDGsといえます。
妥協なしのクオリティ!プロが認める「再生プラスチック」の底力
「再生品だから強度が心配……」そんな不安を吹き飛ばすのが、スポーツ専門店の意地です。過酷な雪山環境でも安心して使えるよう、耐久性と使いやすさを徹底的に追求。

雪をガシガシ掘れるスコップと、滑りの良さにこだわったヒップソリは、子どもたちの冬の冒険を支える相棒に。環境に優しいだけでなく、道具としての完成度を一切妥協しない姿勢が、感度の高いキャンパーやパパ・ママたちの間で早くも話題となっています。
全国の店舗で順次発売!あなたの一歩が美しい海へ
この「対馬の海洋ゴミ再生シリーズ」は、全国のスポーツデポ・アルペン、そしてアルペンアウトドアーズにて順次販売が開始されます。
「子どもと一緒に環境問題を考えたいけれど、何から始めればいいかわからない」ーーそんな悩みを持つ方にこそ、このギアを手に取ってほしい。雪の上で笑顔が広がるたびに、対馬の、そして日本の海が少しずつ再生されていく。2026年に向けて、私たちの「遊び」の定義が、今大きく変わろうとしています。


















