3. 悲しき熱帯(Ⅰ・Ⅱ)
1930年代にブラジルに最初に渡航し調査した際の紀行文。ストロースはブラジルには “非西洋”の世界があることに気づき、先住民たちの社会構造を観察、分析し、未開社会と先進社会とを比較しました。歴史的な名著です。
書籍情報
著者:レヴィ=ストロース
出版社:中央公論新社
著者:レヴィ=ストロース
出版社:中央公論新社
4. 「日本」とは何か
「日本」は農民中心の農業国であるという従来の日本社会史に疑問を投げかけるとともに、島国として海を通していろいろな交流を行ってきたことにより、海が「日本」という豊かな文化を形づくったと論じた一冊。
書籍情報
著者:網野善彦
出版社:講談社
著者:網野善彦
出版社:講談社
5.探偵、暁に走る
歓楽街「ススキノ」を舞台とした、ハードボイルドの探偵小説。社会学で論じられる地域ではなく、北海道札幌市内の「すすきの」で実際に暮らし、仕事をしてきた東さんだからこそ書ける地域のリアリティが詰まっています。
書籍情報
著者:東 直己
出版社:早川書房
著者:東 直己
出版社:早川書房
記事は雑誌ソトコト2022年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。