南相馬市プロジェクト研究に参加する研究員を募集します。
南相馬市プロジェクト研究の趣旨
このような中、南相馬市では学校法人先端教育機構と「地方創生及び人材育成の推進に係る連携に関する協定」を締結し、地域の課題解決のための事業構想の構築と、課題解決のためのスキルを身につけた人材を育成することを目指す「南相馬市プロジェクト研究」を立ち上げることとしました。
・「南相馬鹿島サービスエリアのポテンシャル、多様な地域資源を活用した事業構想の構築」をテーマとします。
・南相馬市鹿島区を舞台にその周辺を含めた地域全体を盛り上げるための事業を構想することを通して新事業を開発することを学びます。
・異業種の企業やパートナーとの知の共有・探索を実践します。
・11か月間(2022年5月~2023年3月)の研究会を通じて気づける素養を磨き、プロジェクト研究終了後においても、それぞれの企業・団体において価値創造を担う人材を育成します。
研究フィールド
人口:58,469人(R3.12.31現在)
面積:398.58㎢
H18.1.1に旧鹿島町・旧原町市・旧鹿島町・旧小高町が合併して誕生。
産業経済:田園都市として、産業・経済集積は浜通り地方北部最大。
自然条件:夏は涼しく、冬は降雪の少ない温暖な気候。
観光文化:1,000年以上の歴史を持つ国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」をはじめ、多くの文化財を有する。海岸線は、サーフィンの名所として有名。
H23.3.11 14:46 最大震度6弱の地震発生。地震に伴う津波が鹿島区沿岸に到達(遡上高20.8m)。市の約10%が浸水。東京電力福島第一原子力発電所の原子炉が相次いで水素爆発。市内が警戒区域(原発から半径20km圏内)、緊急時避難準備区域(同30km圏内)、指定なしの区域等に分断。
原発事故に伴う放射性物質の影響に不安を抱いた多くの市民が市外へ避難し、人口が一時約7万人から約1万人まで減少。
人口:10,184人(R3.12.31現在)
南相馬市北部に位置。区のほぼ全域が福島第一原子力発電所から半径30km圏外。漁港を有し、海岸は全国有数のサーフスポットとして有名。
営業日:年中無休
施設概要:レストラン、土産物販売、テナントエリア(山賊焼き、たこ焼き、フルーツジュース等)、コミュニティスペース、ボールトランポリン、ドッグラン。常磐自動車道において、県内唯一のサービスエリア。年間約120万人の来場実績。
南相馬市プロジェクト研究の全体概要
事業構想大学院大学の事業構想修士課程のカリキュラムのエッセンスを活用した11か月間の研究会。
・1人の担当教授と10人程度の研究員
1人の担当教授が研究期間を通して、コーディネートとファシリテーションを行いながら、研究員の知見を高めます。
・11か月間で24回開催
多彩なゲスト講師を招き、研究員の視野を広め視点を磨きながら、研究員各自の新事業構想を構築。
・「研究員」の資格を付与
研究員は日常の仕事に就きながらの参加が可能。資格付与により大学院の知やネットワーク、施設の活用が可能。
南相馬市プロジェクト研究 5つの特徴
具体的なテーマの下、様々な事例の検討を通じて事業の発想力を拡張。
特徴②:イノベーションを体系化した唯一のプログラム
新事業の開発を目的とした日本で唯一の大学、事業構想大学院大学の教授陣が、イノベーションに関する豊富な知識や方法を提供。
特徴③:経営資源を活かし、実践的な事業を構想
顧客開発など構想計画も、経営資源を活用した実現性が高く独自性の強いものを構築。
特徴④:最先端分野の有識者、第一人者とのネットワーク
大学が有するネットワークから、地域活性の分野における第一人者をゲスト講師として招へい。
特徴⑤:異業種との共創
研究会は、異業種の研究員で構成。自社の業界領域を超えた、新たな価値創造を加速。
募集概要
2人程度。定員を超える申込みがあった場合には、選考とさせていただきます。
会場
南相馬市内会場+オンライン
対象
熱い想いを持ち、自社や自団体の経営資源や自身の技術を活用して、南相馬市の地方創生及び人材育成の推進に資する新事業の開発を目指す方。※企業・団体からの推薦、個人としての応募のいずれも可
申込期限
2022年4月15日(金) 申込書類必着
申込書類
研究申込書、個人調書、研究志望書(※)
※形式自由。A4版1枚程度で、本研究会で取り組みたい内容を記載。
研究参加費
無料(交通費等は自己負担)
研究員が得られる特典
・研究報告書作成など規定要件を満たせば、研究修了証を授与。
・名刺、身分証の発行・貸与。
・大学院主催年約40回の「事業構想スピーチ」への参加。各界を代表するキーパーソンから、最先端ビジネスモデル・社会モデルを学ぶ
・大学の図書室やサロンなど施設の活用。
・大学のオンラインデータベースの利用。
・アーカイブ視聴。
・希望により学会発表、メディア掲載申請が可能。
・担当教授に随時相談可能。
https://www.mpd.ac.jp/events/minamisomajp/