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事業部だより

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【群馬県庁『GINGHAM』】トークセッション まちの「ご機嫌」仕掛け人たちと語る午後 ~ソーシャルマルシェ&キッチンでみんながクリエイターに!~

ソトコト事業部

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2023年6月に群馬県庁31階にオープンしたソーシャルマルシェ&キッチン『GINGHAM』で、「地域をご機嫌にする方々との交流」をテーマに、7月23日(日)にトークイベントを開催しました。今回は『GINGHAM』の設立・企画に携わった3名をゲストに迎え(『ソトコト』編集長指出一正、建築設計事務所「Open A」代表取締役馬場正尊氏、株式会社はじまり商店街共同代表柴田大輔氏)、この場所に込めた思いや、良い場を生み出すためにこれまでの仕事で気を配ってきたことなどを語っていただきました!

『GINGHAM』ができて約1ヶ月が経ち、この場所を使いたい、この場所に興味を持っている方々との出会いが増えてきました。『GINGHAM』に興味を持つ皆さんに、この場所ができるまでのストーリーと今後どのようにこの場所を使っていけるかについての対話を聞いていただき、一緒に「この場所で何ができるか」から考えていきたとの思いで本イベントを開催しました。

群馬県で仲間づくりをしたい方や群馬県で活動できるスペースを探している方を対象に集客を行い、23名の皆さんが参加してくださいました。

『GINGHAM』の象徴である芝生と群馬の景色を背景に行われたトークセッションの様子。
目次

『GINGHAM』ってどんなスペース?

『GINGHAM』は群馬県庁の31階にあり、吹き抜けの開放的なスペースから群馬の素晴らしい景色を見ながらくつろげる人工芝のオープンスペースや、小規模なイベントにも使えるスペース、そして飲食店のお試し運営やご友人同士でのパーティーなどにも使える設備が満載のキッチン・ダイニングスペースを備えています。おしゃれなデザインの屋台スタンドでは自分の手作り作品などを販売することも可能。

現在はコミュニティマネージャー6名が中心となり、利用者の皆さんと一緒に居心地の良い空間を作り上げています。イベントや屋台マルシェをはじめ、「こんな使い方をしてみたい!」といったアイデアは大歓迎です! 公式HPはこちら

『GINGHAM』の中央エリア。芝生の丘に寝転んだり、ベンチに座ってゆっくりと群馬の景色を楽しむことができます。

『GINGHAM』の立ち上げに関わった人たちってどんな人?

イベントはまず、アイスブレイクとして参加者同士の自己紹介から始まりました。
その後、ファシリテーターの『GINGHAM』コミュニティマネージャー・川村佳恵(よっしー)から『GINGHAM』の紹介を行い、今までに毎週1000人前後の方に利用いただいており、幅広い年齢層の方や、「どんぐり探検家」など様々な肩書きの方が来ていることをお話ししました。

アイスブレイク中。席が近い人同士で「自分の名前」や「今日楽しみにしていること」を話すことで、会場が和やかな雰囲気になりました。

次にゲストの指出、馬場さん、柴田さんより、各々がどのような活動をしているのか紹介いただきました。指出からは、趣味の釣りの話から始まり、自身が手掛けている雑誌『ソトコト』について、全国各地で展開している関係人口講座についてなどを紹介。馬場さんからは、冒頭で「僕はごきげんに生きてるかな?」と『GINGHAM』のコンセプト「ご機嫌」に沿った問いかけが! その後、ご自身が手掛けた「OpenA」オフィスでのコミュニティマネージャーの存在やシェアキッチンの存在から生まれたオフィス利用者同士のつながりについて、佐賀県庁での取り組みを紹介いただきました。最後に柴田さんからは、はじまり商店街での年間300本以上行われているイベントについてや、新たに設立に向けて取り掛かっているコミュニティスペースについて紹介いただきました。

馬場さんより、『GINGHAM』のコンセプトを意識した問いかけが!

『GINGHAM』はコミュニティマネージャーと一緒に「私に何ができるか?」を悩める場所

ゲスト大放談では、まず指出から「コンセプトであるご機嫌はウェルビーイングを意訳したもの。ウェルビーイングは中長期的な幸せを噛み締めるもので、単発的な幸せとは違う」とウェルビーイングに関連した『GINGHAM』のコンセプトについて語りました。そして『GINGHAM』に7台設置されている屋台について、「屋台は身体拡張装置。自分の作ったものを通して自分を『いいね』と言ってもらうための存在として屋台を使って欲しい」と話しました。

『GINGHAM』でレンタルできる素敵な屋台。

馬場さんは「パブリックスペースを楽しく使い直したい。公共空間の幸せな状態は、ひとりひとりがこの場所を自分のための空間だと思っている状態だと思う。『株式会社グランドレベル』代表取締役の田中元子さんのおっしゃっている『マイパブリック』はとてもいい言葉。屋台はその場所が自分の場所になる。マイパブリックの媒体として、『GINGHAM』の名物になって欲しい」と話しました。

柴田さんからは「みんな背中を押してほしいはず。なにかモヤモヤしていて何を始めたらいいかわからないけど何かしたいというようなことを、コミュニティマネージャーたちと一緒に悩みましょう。ただ必ず、いつやるかという期限を決める。それによって物事が前に進み、良い出会いが得られたりすると思います」と語られました。

自身の経験談を掘り起こしながら『GINGHAM』の未来を語り合う登壇者たち。

その後はコミュニティマネージャーのよっしーから『GINGHAM』を1ヶ月運営してきた中で持っている悩みを元に話題提供。「コミュニティスペースには何を置いたらいいか」「名刺を持ってきてくれた方がイベントを実際に行ってくれるところまでの流れをつくるはどうしたらいいか」などの悩みに具体的なアドバイスをいただきました。

最後は会場からの質疑応答。「外国の方にも来てもらえるにはどうしたらいいか」「屋台の持ち運びやすさを活かして道を歩きながら移動マルシェをしたらどうか」などの意見や質問が飛び交い、ゲストの持つ豊富な知識や経験を元にした回答をいただきました。

登壇者に「屋台を活用してこんなことができるかも!」など発想力豊かな意見・質問を投げかける参加者の皆さん。

トークセッション終了後は『GINGHAM』内にあるシェアキッチンを囲んで交流会を開催しました。登壇者と参加者の皆さんが自由に交流し、『GINGHAM』で実現できそうなアイデアが話し合われました。

シェアキッチンを囲んで参加者の皆さん同士が交流。『GINGHAM』で自分が何ができるかを登壇者に直接相談する様子も。

『GINGHAM』で群馬のワクワクする未来をつくりましょう!

来場者からは、「具体的な場作りに関するお話を聞くことができた」「自分の今後の活動のヒントが満載だった」「発想力が養われた」「GINGHAMで群馬県のわくわくする未来が見えた」「道が開けたように感じた」などの感想をいただきました。

「このような公開企画会議的なトークイベントを、今後も定期的に行っていこう!」というまとめで終わった本イベント。今後も『GINGHAM』では、公開企画会議や屋台を活用したマルシェイベントなど、たくさんの企画を開催していきます!

「私も自分の企画を実現したい!」という方は、『GINGHAM』公式ホームページのお問い合わせからご連絡いただくか、『GINGHAM』まで直接お越しいただきコミュニティマネージャーへお声がけください。皆さまからのご連絡をお待ちしております!


関連リンク:
GINGHAM公式サイト https://gingham-gunma.com/
ソトコトオンライン https://sotokoto-online.jp/
OpenAサイト https://www.open-a.co.jp/
はじまり商店街サイト https://hajimari.life/

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