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ソトコトペンクラブ

冬の「ぐんまけん ぬま田し」は私の「せ」よりもずっと高いところに雪のてっぺんがありました。

むぎ

むぎ

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私の名前はむぎです。YouTubeが大好きな8さいの女の子です。私が5さいのころ、家ぞくで1年間たびをしていました。行った先で会った人と友だちになり、たくさんあそびました。その時のことをおとどけしたいと思います。

前回おとどけした「いばらきけん かしまし」のつぎに家ぞくと行ったのは「ぐんまけん ぬま田し」です。

ぬま田しは、見たことがないくらいとても雪がつもっていました。冬の山みちを車ではしりスキーじょうにむかっていると、と中で車が動かなくなり、どうしようかと思いました。

私の「せ」よりもずっと高いところにゆきのてっぺんがありました。

「電ぱ」がとどくばしょまで行き、お父さんがどこかに電話をすると「たんばらおたすけたい」がすぐに来てくれました。ほっとしました。

お父さんとお母さんは「めいわくをかけてしまったしスキーじょうに行くのはやめよう」と話していましたが、おたすけたいが「スキーじょうまでついて行くからいっしょに行こうよ」と言ってくれました。

私はそう言ってくれてうれしかったし、ラッキーと思いました。

おたすけたいのおかげでスキーじょうに行けたよ。

夜は家まで気をつけてかえり、お父さんがぬま田しの人におしえてもらった「だんごじる」をつくってくれました。にがてな「きのこ」が入っていたので「うーん」と思いましたが、色いろたすけてもらったのでがんばって食べました。
きのこいがいは、とてもおいしかったです。とくにだんごはおいしかったです。

だんごじるとおにぎりです。おにぎりはしそをとって食べました。
たび中は私もおてつだいをします。

ねむる時は、弟と2人で家ぞく分のふとんをしきました。「かしまし」でも私たちのやくわりだったので、すぐにしくことができました。弟がいない方が早くしけたかもしれませんが、しかたなく弟としきました。弟もいっしょうけんめいやっていたので、ここにのこしておいてあげようと思います。

ねぞうがわるいのでちゃんとシーツを下にはさみます。

ぬま田しでとまったばしょでは、おふろのじゃぐちから「おんせん」が出ました。

私はおんせんが大好きなので、うれしくてそのおふろがほしくて、ぬま田しにすみたくなりました。おんせんに入りたくて、早おきもしました。家でもおんせんが出たら早おきできることでしょう。いつも私をたたきおこしているお父さんも楽になるでしょう。

じゃぐちからおんせんが出なくても、ガソリンみたいにおんせんをうっているばしょがいっぱいあります。なんと私のおこづかいでも買えるねだんでした。おんせんを買って、家のおふろに入れたいと思いました。

あと、ぬま田しには、私のかおの100こ分くらいはありそうな大きい「てんぐ」がたくさんかざられていました。大きすぎてこわくて弟と手をつなぎました。でも、こわいけどかみさまみたいだったので、本ものに会ってみたいと思いました。もし会えたなら「かぞくやだいじな人がみんな長生きができますように」とおねがいごとをしたいです。

ちょっとこわいでしょう?

ほかには、名ぶつの「みそまんじゅう」も食べておいしかったです。

まんじゅうだけれど、まんじゅうじゃないんです。食べないとわからないかもしれないね。

お母さんがしごとをしている間は、お父さんと「直ばいじょ」に行ったり、お絵かきをしたり、弟とおちゃをのんだりしました。スーパーや直ばいじょは、まちによってちがうのでおもしろいです。

お母さんがしごとをしているとすこししずかになります。
いつものスーパーとちがいます。
私たちがすむまちのスーパーとは売られているものがちがいます。

お父さんはそのまちのおすすめのごはんをつくってくれるから「これは私の好きなあじだな、また食べたいな」「これはちょっとにがてだな」ということが分かっておもしろいです。

ぬま田しのことを書いていたら、またおんせんに入ったり、きのこのないだんごじるを食べたり、スキーじょうに行ったり、おたすけたいにおれいを言いに行きたくなりました。

たびの絵日記にスキーじょうとおんせんのことを書いたよ。

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