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復興の願いが込められた煮干しラーメン

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日本三大ラーメンの一つ喜多方ラーメンの名店「喜一」は福島県民熱愛のご当地ラーメンで、連日多くのお客さんで賑わう人気店です。この喜一の姉妹店がいわき市の道の駅「よつくら港」にあるということで 、ラーメンマニアのNIcoはワクワクしながらいわき市に訪れ、名店の味を堪能してきました。素敵な願いと美味しさが込められた極上の一杯をご紹介しましょう。

目次

観光やレジャーにオススメ! 豊かな自然と絶景あふれるいわき市

いわき市三崎潮見台からの眺め

いわき市三崎潮見台からの眺め

いわき市は福島県の南側に位置する人口約35万人の都市。太平洋に面したエリアで、海水浴場や灯台、海や夜景のみえる公園など風光明媚な絶景スポットが数多くあり、観光やレジャーにもぴったり。

東日本大震災で甚大な被害を受けたエリアとしても知られますが、地元の方々や自治体など様々な人の頑張りで復興を遂げ、かつての生活を取り戻しつつあります。

喜多方名店のラーメンを道の駅「よつくら喜一」で味わう

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今回ご紹介するのは、いわき市にある道の駅よつくら港のフードコートにある「よつくら喜一」。

道の駅の1階には直売所があり、四倉町の名物や特産物が並びます。いわき市の観光拠点でもあり、お土産やグルメも楽しめるので観光客にも人気のスポットです。

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そしてよつくら喜一は2階のフードコートにあり、他の飲食店とともに多くのお客さんで賑わっています。テーブルやカウンターなど席のバリエーションも豊富なので、一人でもファミリー・グループでもシチュエーションに応じて食事を楽しめます。

よつくら喜一の誕生秘話

喜一は日本三大ラーメンの一つで喜多方ラーメンの名店です。よつくら喜一がのれんわけで姉妹店として誕生したのは東日本大震災がきっかけでした。

震災で甚大な被害を受けた四倉エリアですが、道の駅よつくら港は地元の方の生活や笑顔を取り戻したい! という強い思いから、震災翌年の2012年に営業が再開されました。

そして喜一の社長とは震災前から交流があったため、復興に際して喜多方喜一の味を四倉で提供できないか、喜一ファンでもある思いを喜一社長が受け止め、快諾していただきました。いわきの為にも、更なる復興の足掛かりになればとの社長の思いもあり、のれん分けが実現したのだ、とよつくら港の駅長さんが語ってくださいました。

のれんわけには、「喜一の美味しさを道の駅で味わってほしい、そしていわきをより一層元気にしたい!」という熱い思いがこめられているのです。

喜一の味を堪能できるメニュー

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本店と同じ材料を使ってラーメンを提供するよつくら喜一のメニューがこちら。醤油、塩、味噌、熟成味噌、辛味噌、昭和の香り煮干しラーメンそして、赤魂などバリエーション豊富なラーメンがあります。また醤油・塩ラーメンとご飯セットやお土産用ラーメンもあり、リーズナブル!どれにしようか迷ってしまいますね。

「昭和の香り煮干しラーメン」は醤油と煮干しがハモる極上の一杯

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ラーメンを目の前にした途端に煮干しと醤油の香りが漂う「昭和の香り煮干しラーメン」。具材にはチャーシューとネギ、メンマ、なるとがのっています。
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スープをすすると濃厚な煮干しの旨味と芳醇な醤油の味わいが口の中に広がり、美味しさが幸せをもたらします。
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手揉みの平打ち熟成多加水麺はコシがあり、つるつるで喉越しと舌触りそして小麦の味わいがたまりません。この縮れた麺にスープが絡み、美味しさのハーモニーを奏でます。美味しくてどうにも箸が止まりません。
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味が染み込んだチャーシューは肉厚でほろほろと口の中でとろけていきます。チャーシューの切り方にもこだわりがあるのだそうですよ。
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醤油と煮干しのハーモニーが懐かしさと斬新さを醸し出し、復興と活性化の願いが込められた極上の一杯。道の駅よつくら港に立ち寄った際にはぜひ味わってほしい名店の味です。

価格:750円(税込)

【店舗情報】

よつくら喜一
住所:福島県いわき市四倉町五丁目218−1
TEL:0246−32−8075
営業時間:3月〜10月 10:00〜18:00 11月~2月 10:00~17:00
定休日:火曜日定休(祝日の場合は営業)、1月1日
よつくら喜一Facebook page
道の駅よつくら港

文・写真:Nico
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容です。

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