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【北海道旭川市】昭和45年創業の「お食事の店 すず」が長年愛される続ける理由

炭本まみ

炭本まみ

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北海道旭川市に1970年創業の定食屋さんがあります。今も元気に営業し多くの市民に愛される「お食事の店 すず」。若い人たちのおなかを満たしたい、若い人たちの集まる憩いの場所になればという現オーナーのお母さんがそんな思いを込めてオープンしたといいます。現オーナー・鈴木常生(すずき つねお)さん(75歳)にお話しをうかがいました。

目次

「お食事の店 すず」は旭川市民に愛される憩いの食堂

北海道旭川市、食事処「すず」の外観

すず

via mami sumimoto
1970年、旭川の東4条で創業したお食事処「お食事の店 すず」。「誰が食べてもおいしいと思えるメニューを揃えています。なるべく安く、家族連れも安心して食べられるような価格設定にし、値上げも抑えてきました。」と、オーナーの鈴木さんは話します。その昔、学生だった人が結婚し家族を連れ、懐かしみなながら来店してくれることも多いのだとか。

平日のお昼はサラリーマンのランチとして、夜や週末は小さなお子さんを連れたファミリーやカップルなどの食事処として、いつも多くの人でにぎわっています。

「お昼は時間のないサラリーマンが多いんです。早くお出しし、おいしく安くすることで、また来ていただけているのかなと思っています。」

カレー、とんかつ、ハンバーグ、野菜炒め、蕎麦・うどん、スパゲティ、オムライスなどのみんなが大好きな定番メニューが並び、注文から提供まではあっという間。できたて熱々の料理が人気です。

人気の秘訣は「母の味」「ボリューム」「価格」「厳選素材」

すず

すず

via mami sumimoto
小さな頃からお客さんと同様、お母さんの味を食べて育った鈴木さんは、「母は精肉店をしながら、肉料理を中心とした家庭料理店として『お食事の店 すず』をスタートさせました。お店の味はなるべく当時の味のままにしています。普段家で食べているものを、食べてほしいとの思いです。」と話します。母体が精肉店なので、創業当時から輸入物や冷凍ものの肉は使用せず、毎朝生肉を10キロ程度仕入れています。

「なるべく安く、家族連れも安心して食べられるような価格設定にし、値上げも抑えてきました。けれど素材は厳選しています。特に肉は、上質なものを仕入れています。良き素材を使いながら、なるべく安く食べてもらう、母の思いをそのままに受け継いでいます。それでも時代の流れに伴い、2022年の4月からは若干の値上げを余儀なくされてしましました。」

スタッフは鈴木さんの奥さんや娘さんも含め8人。厨房は目の回るような忙しさですが、気持ちの良い接客、素早い料理提供を心掛けています。

特に人気の定番メニューはカレーライス

すず

すず

via mami sumimoto
カレーライスは多くの人が注文する人気メニュー。カレーを注文するとなんと1分もかからず運ばれてきます。(早いっ!)「お食事の店 すず」の定番であり人気のワケは、具が大きく、懐かしい甘さと後味のスパイシーさ。子どもから大人まで大好きな味は、やみつきになるおいしさです。

他にもまだあるおすすめメニュー。市民の胃袋をつかんで離さないお惣菜たち

すず

すず

via mami sumimoto
メニューに載っている料理のほか、「お食事の店 すず」の魅力はたくさんの料理が並ぶショーケース。舌に馴染みがある人も多い家庭料理がそろいます。焼き魚・コロッケ・お漬物・お浸し・塩辛・きんぴら…… 好きなお惣菜を選び、ご飯とお味噌汁を頼めば、自分だけのオリジナル定食の完成!

すず

すず

via mami sumimoto
特におすすめなのは、「カニクリームコロッケ」。とろりとした熱々のクリーム、さくさくの衣の食感はたまりません。赤ウインナーのタコさんがかわいくて、手間ひまをかけたスタッフの愛情も感じられます。

「お食事の店 すず」は、庶民に寄り添い続ける味と価格を提供

すず

すず

via mami sumimoto
「特別なお料理はありません。家庭でも母親が作るような庶民的な食事ばかりです。揚げ物・炒め物など、家庭的な味を作っています。懐具合、おなかの減り具合に応じて選べる、”安い・早い・おいしい”を念頭において、これからも続けていきたいですね」と話す鈴木さん。昔から変わらぬ味と雰囲気を大切する「お食事の店 すず」。懐かしさも味わいの一つなのです。

店舗情報
お食事の店 すず
住所:北海道旭川市東5条2丁目3−8
電話:0166-24-0666
営業日:11:00~15:00/17:00~19:30

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