東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年6月1日~8月31日の期間、夏の宵に貸切舟の上で夏酒と老舗料亭の四段重を味わう「お江戸船上夕涼み」を開催。
目次
美味しいごはんを舟の中で
四段重の食事をしながら、舟のなかで涼む企画です。(ソトコトオンライン編集部)
東京の夏の風物詩に
江戸の夏の風物詩だった「大川(隅田川)の涼み」。当時の人々は、川沿いの料亭が旬の魚介類や野菜、押し寿司や甘味などで仕立てた四段重を舟に持ち込み、夏の宵を楽しんでいました。(*1)本アクティビティでは、その当時の文化(*2)になぞらえ、創業90年の老舗料亭「つきじ治作」が特別に仕立てた四段重を、夏酒とともに味わえます。*1 参考:江戸高名会亭盡 両国 青柳 *2 参考:『料理早指南』(1801年)
「お江戸船上夕涼み」の3つのポイント
1 舟の上で味わう老舗料亭の四段重と夏酒
江戸の夏の風物詩だった「大川(隅田川)の涼み」。当時の人々は、川沿いの料亭が旬の魚介類や野菜、押し寿司や甘味などで仕立てた四段重を舟に持ち込み、夏の宵を楽しんでいました。(*1)本アクティビティでは、その当時の文化(*2)になぞらえ、創業90年の老舗料亭「つきじ治作」が特別に仕立てた四段重を、夏酒とともに味わえます。「つきじ治作」は、隅田川に堤防が建設される前、岸辺から舟へと料理を出していた料亭です。
2 川風に涼みながら、江戸東京の移りゆく景色を眺められる航路
夕刻に日本橋桟橋を出航し、隅田川に架かる国指定・重要文化財の永代橋をくぐり抜け、東雲(しののめ)運河へと向かいます。刻々と移り変わる空のもと、舟の開放的な桟敷席で川風に涼みながら、東京のマンハッタンと呼ばれる佃島の高層ビル群や、大正時代に建設された防波堤など東京の景色の変遷を辿ります。屋形船が多く浮かぶ夏夜でも、海運規定の関係で東雲運河には船がほとんどいないため、夕涼みの時間を優雅に過ごせる航路です。東雲運河から東京湾に出ると眼前に広がるのは、海に跨るレインボーブリッジの開放的な景色。復路には、夏空に映える鮮やかに点灯された隅田川の橋の景色も楽しめます。
3 目にも涼やかな桟敷席の設え
開放的な桟敷席には、江戸風鈴や水団扇など、江戸当時に親しまれた目にも涼やかな設えを用意します。江戸風鈴は、創業100余年の江戸風鈴専門店「篠原風鈴本舗」の職人が一つ一つ手作業で仕上げた伝統工芸品です。奏でる涼やかな音に、夏の風情を感じられます。硝子の輝く江戸切子のお猪口やグラス、金魚や波紋が描かれた水団扇など桟敷席の隅々から江戸の趣と涼を感じられます。
<スケジュール例>
18:00 星のや東京 出発
18:15 日本橋桟橋から乗船
18:30 東雲運河で東京の景色を眺めながら、老舗料亭の四段重と夏酒を味わう
19:00 鮮やかに点灯された隅田川に架かる橋の景色を楽しむ
19:15 日本橋桟橋にて下船
19:30 星のや東京 到着
18:00 星のや東京 出発
18:15 日本橋桟橋から乗船
18:30 東雲運河で東京の景色を眺めながら、老舗料亭の四段重と夏酒を味わう
19:00 鮮やかに点灯された隅田川に架かる橋の景色を楽しむ
19:15 日本橋桟橋にて下船
19:30 星のや東京 到着
「お江戸船上夕涼み」概要
■期間:2022年6月1日~8月31日
■時間:18:00~19:30(乗船時間90分)
■定員:1日1組(2~4名)
■料金:2名148,000円、3名156,000円、4名162,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
■含まれるもの:クルーズ(貸切)、四段重、夏酒
■予約:公式サイト([https://hoshinoya.com/tokyo]{https://hoshinoya.com/tokyo})より14日前までに予約
■時間:18:00~19:30(乗船時間90分)
■定員:1日1組(2~4名)
■料金:2名148,000円、3名156,000円、4名162,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
■含まれるもの:クルーズ(貸切)、四段重、夏酒
■予約:公式サイト([https://hoshinoya.com/tokyo]{https://hoshinoya.com/tokyo})より14日前までに予約
■対象:星のや東京宿泊者
*状況によりスケジュール、内容が一部変更になる場合があります。
*桟橋から星のや東京までの往復の移動は料金に含まれません。
この情報のまとめ
・星のや東京宿泊者が体験出来る
・舟の中で夕涼み
・老舗料亭の四段重に舌鼓
・舟の中で夕涼み
・老舗料亭の四段重に舌鼓