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みんなでつくる、みんなの公園。
神奈川県西部に位置する、海に囲まれた小さな町・真鶴町。JR真鶴駅から徒歩5分の高台にある荒井城址公園で「みんなでつくる身近な公園プロジェクト」が進行中だ。春はしだれ桜が美しく、広いピクニック広場がある素敵な公園なのに、うっそうとした木々に囲まれていて入りにくい……。特に子どもだけで遊ばせづらい、という声が多かった。そこで町が公園の利活用に関する提案を募集。荒井城址公園を利用しやすくするための2件の提案が採択された。そのうちのひとつが「まなぶるぷれいぱーく~荒井城址公園を冒険遊び場に!~」だ。
これは、「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、子どもたちが自然の中でのびのびと遊ぶ「ぷれいぱーく」を荒井城址公園で実施するというもの。遊び道具などを収納するための物置小屋も、ワークショップを開催して手づくりする。
自分たちの公園を自分たちの手で楽しい場所に! 荒井城址公園が、真鶴の人々にとってより身近な場所になりそうだ。
小島槇子
こじま・まきこ●ライター、編集者/通訳案内士。おもに「ひと・まち・食・旅」をテーマにした取材・執筆および編集を行う。弊誌では東北の情報を発信する連載記事「ソトボラ新聞」を執筆中。
こじま・まきこ●ライター、編集者/通訳案内士。おもに「ひと・まち・食・旅」をテーマにした取材・執筆および編集を行う。弊誌では東北の情報を発信する連載記事「ソトボラ新聞」を執筆中。
photograph by Shiori Nishi
text by Makiko Kojima
記事は雑誌ソトコト2022年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。