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生産者と消費者を繋ぐ【コロンビアコーヒーサポートプロジェクト】1箱100円の寄付でコーヒー農園支援

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株式会社lohas beansは、SDGsの取り組みの一環として、2020年1月から深刻化した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で収穫困難になったコーヒーチェリーの廃棄や、コロンビアのコーヒー輸出の危機によるフードロスと生産者サポートを実現するため、インスタントコーヒーの製造とクラウドファンディングを開始します。
目次

コーヒーコロンビアを支えたい

コロナでコーヒー輸出の危機
コーヒーが食品輸出産業のほとんどを支えるコロンビア。
今年、コロンビアはそのコーヒー輸出の危機に直面しました。2020年1月から深刻化した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、コーヒーチェリーの収穫が困難になり、多くのチェリーがコーヒー豆として商品にならずに廃棄になりました。

県境をまたぐ作業や物流が制限されて出荷も遅れました。生産者たちは日々の暮らしに困窮する経済状況になり、厳しい状況が続きました。

国内の治安悪化でコーヒーが運べない
コロナ対策を含めた国内の政治改革が始まりましたが、それがこの状況をさらに悪化させました。政府はワクチンや貧困層のためとはいえ増税改革を打ち出したのです。国内で理解を得られないまま反発が大きくなり、2021年4月頃から国内で大規模なデモや過激なテロ活動が多発しました。

その結果、経済の軸である貿易を妨げようとトラックや船への放火、港の封鎖などが起こり、深刻な物流障害に陥りました。もちろんコーヒー産業にも大きな影響を与えました。農家さんは収穫したコーヒーを輸出業者に引き渡すことができず、農園にどんどん溜まっていったのです。輸出できずに滞留したコーヒーは廃棄になるものもありました。

インスタントコーヒーの開発でコーヒーと生産者たちをサポート
そのような中で、わたしたちlohas beans社は考えました。コロンビアのコーヒー輸出業者としてまた日本の輸入者として、生産者を少しでも支える手助けができないかと。普段、わたしたちは鮮度の良いコーヒーをタイムリーに日本へ運び、表参道のカフェで自家焙煎販売しています。

しかし貿易障害がすぐには解消しない状況下で鮮度を保ったコーヒー豆を今すぐに輸出することは難しい。コーヒーの大量廃棄は環境にも良くないうえに社会的にも大きな損失です。そして農家さんたちは収入を得られません。そこで多くのコーヒーを一手に買付けインスタントコーヒーに加工することでフードロスと生産者サポートを一度に実現することになりました。

100%コロンビア産のアラビカコーヒーを使用した、インスタントコーヒーでは珍しい100%シングルオリジン(=原産地を1箇所に限定したコーヒー)です。また、抽出したコーヒーを瞬間冷凍して粉末にしたことで水や冷たい牛乳にも溶けやすい便利なスティックコーヒーにしました。
コロンビアらしい果実味のある香りと甘さを手軽にお楽しみいただけます。

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一粒一粒が農家さんの手摘み
コロンビアのコーヒーは急斜面で育つため、その一粒一粒が全て手摘みです。高地が多いので未だに馬やロバに乗せて街へ歩いて運ぶ地域もあります。多くの農家さんたちの思いと暮らしがこのインスタントコーヒーにもたくさん詰まっています。
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サスティナブルコーヒーを目指して
コロンビアの美味しいコーヒーが健全に持続して栽培されるように、私たちはこのインスタントコーヒー製造とともにプロジェクトを立ち上げることにしました。

1箱の売上につき100円をコロンビアのコーヒー生産者へ寄付します。この支援金は資金が不十分なために生産量が上がらない農園のサポート費用として、肥料や設備(コーヒーは正しく精製されないと品質が劣化するため)等の購入に充てたいと考えています。

寄付金の使途についてはお買上げいただいた皆さまに【コロンビアコーヒーサポートプロジェクト】の進捗ととともに当社ホームページ等で発表、配信します。

皆さんが日本でこのコーヒーを楽しんでくださることで、コロンビアのコーヒー農園の未来が少しずつ明るいものに変わります。コーヒーでつながる人々みんながハッピーになれますように。

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寄付金の使途(予定)

・種苗の調達
・肥料購入
・品質確認のための器具購入(糖度計、水分値計、焙煎機等)
・品質向上のための専門家による勉強会や講習会の実施
・後継者不足を防ぐため、農家の子どもたちへの学習支援、学習資材の提供

インスタントコーヒーについて

今回、クラウドファンディングにて支援していただいた方にリターン品としてお贈りする「インスタントコーヒー」は、甘み・酸味が心地よくバランスの取れた、100%コロンビア産のアラビカコーヒーをスティック型にしたものです。

フリーズドライにすることで水や牛乳にもすぐ溶けるやすく、いつでもどこでもすぐに美味しい珈琲を楽しむことができます。美味しいコーヒーがこれからも栽培し続けられるように、生産者へ直接還元する仕組みになっています。

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lohasbeans coffee インスタントコーヒー

lohas beansとSDGs

株式会社lohas beansは、コロンビアにある認証豆に特化したスペシャルティコーヒーの輸出専門商社LOHAS BEANS SAS BICの株主として、アジアへのコーヒー生豆販売権を取得。コロンビアから直接生豆の提供を受け、日本・アジアに販売しています。

2020年12月からは、日本のlohas beansスタッフが、現地の品質管理担当者として駐在し、農協・農園の声を直に聞きながら、日本・アジアのニーズに合うコーヒーを徹底管理しています。

「1本のコーヒーの木から1杯のコーヒーになるまで」自社で管理・提供しています。コロンビアのLOHAS BEANS SAS BICはSDGsの取り組みを進めており、BCtA※にも参加しています。

※BCtAとは
2008年に発足した国連開発計画(UNDP)を含む6つの開発機関・政府が主導する、長期的視点で商業目的と開発目的を同時に達成できるビジネスモデルを模索し、促進する取り組み。

https://www.businesscalltoaction.org/about-bcta
https://www.businesscalltoaction.org/member/lohas-beans?rq=lohas%20beans

SDGsの取り組みについて、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、SDGsの達成に向けた取り組みを行っています。

コロンビアでのコーヒー生豆生産国として、そして日本の飲食業(カフェ・レストラン)としての主な取り組みはlohas beansウェブサイトにて紹介しています。
https://www.lohasbeans.jp/wp-content/uploads/20220317_1.pdf

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