ラーメンの製麺所の営業職まさです。
全国各地の多種多様なローカルラーメンを食すこと年間400杯。
ローカルラーメンの美味しさを探し求める方にご紹介したいラーメンをお届けします!
大阪の観光地(日本橋、新世界)から10分の三位一体の白湯ラーメン「無限ラーメン」
ザ・大阪を堪能できる新世界。串カツやビリケンさん、コロナ禍で惜しまれながらも閉店した「づぼらや」、通天閣、昔ながらのパチンコ屋、昭和の映画館等、今昔の融合を感じることができ、地名どおり「新世界」を感じることができます。また、今年のゴールデンウィークごろに通天閣に全長60mの螺旋型滑り台が完成されるとのことで、これまで以上に賑わいを見せると思います。
牛骨白湯「無限ラーメン」に到着
オーナーは中国出身の方で、日本人はもちろん、日本に住んでいる中国人にも好まれるように研究をされたとのことです。また、宗教上の理由で豚が食べれない人でも食べれるラーメンを作りたいとのことで、牛骨白湯ラーメン以外にも、麻婆豆腐やまぜそば等、選べるメニューが豊富です。
白湯(パイタン)って何?
絶妙な火加減や煮込む時間によって濁り具合が大幅に変わるので、知識と時間がかかる技術です。
牛骨×泡×乳化の牛骨白湯ラーメン
10分ほどでラーメンが到着。デフォルトのトッピングは、焼豚、国産水菜、レッドアーリー、ネギ、極太メンマで、見た目が鮮やかなラーメンです。一口食べると、甘みとコクが広がります。
丁寧に煮込まれた牛骨スープは、臭みが一切なく、まろやかな口触りが心地よいです。また、ブラックペッパーのパンチもあり、初めは甘く、後味はキレるツンデレラーメンです(笑)。
スープはエスプーマされた泡系で、より一層甘く感じるのもエスプーマ効果ですね。しかし、泡系の弱点は冷めるのが速いが、ずっと熱いままです。理由は、「乳化」。スープと油分が一体になっており、熱さを逃さない「蓋」の役割となっており、これには驚きました。
麺は、中細ストレート麺。10分ほどで提供できる理由は、麺が細く茹で時間が短い為、提供スピードが早いと納得。もちもち感よりは、ツルツル感が強く、中加水麺の印象です。まろやかなスープを持ち上げすぎると麺が負けてしまうので、程よく絡み、スープと麺、両方の良さを引き立たせてくれます。
最後のシメ【焼豚丼×白湯スープ=茶漬け風】
しっかり醤油ベースの味付けがされた焼豚と香ばしく炙られたマヨネーズが最高にマッチして、ラーメン等などのメインメニューに負けないポテンシャルを感じられます。
また、ラーメンの残り汁を少しかけてお茶漬け風にして食べると、牛骨白湯スープのまろやさかさと、焼豚の塩味が絶妙にマッチし、青ネギがより一層食欲を引き立たせてくれます。
ぜひ一度、大阪に立ち寄った際は、日本橋特有の文化に触れた後、お店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。