じわじわと後から甘みが楽しめる独特のブラックラーメン
目次
真田十万石の城下町・信州松代
江戸時代に松代藩真田十万石の城下町で栄えた歴史ある長野市の松代町。地元で16年間、溜まり醤油スープで人気を誇っている「麺処 象山屋」をご紹介したい。
メニューから気合を感じる
松代のまちをぶらぶら歩くと見つけられる象山屋。「象山」はもちろん、この地出身の江戸時代の思想家「佐久間象山」の名前からきている。お店に入ると、黒字で書かれたメニューを見て気合を感じた。
しょっぱい? でも、あとから来る甘みはなぜ?
味濃いめの「極みBLACK」(840円)を注文。
真っ黒なスープを一口含むと「うーん、しょっぱい……ん?でも待てよ……なんか不思議に甘い!」。
最初にしょっぱく後半でじわじわと甘みがやってくる。
「なんだ、この甘みは?」
お店の人曰く、「溜まり醤油をダブルで入れています。後から来る甘みは溜まり醤油の熟成した後に出てくる自然の甘みなんですよ」と。なるほど、その甘みを見事に活かしているのか。
真っ黒なスープを一口含むと「うーん、しょっぱい……ん?でも待てよ……なんか不思議に甘い!」。
最初にしょっぱく後半でじわじわと甘みがやってくる。
「なんだ、この甘みは?」
お店の人曰く、「溜まり醤油をダブルで入れています。後から来る甘みは溜まり醤油の熟成した後に出てくる自然の甘みなんですよ」と。なるほど、その甘みを見事に活かしているのか。
喉越しのいい細麺
スープの奥深さを味わいながら、麺にいく。
中細の縮れ麺は滑らかで喉越しもいい。スッと胃袋に流れ込んでしまい、いつの間にか終わっていた。夢中になってじっくり味わうのを忘れてしまうほど美味しい。
チャーシューの豚バラ肉は、歯がなくても口の中で解けていく柔らかさ。細切りのメンマとシャキシャキのネギ、ナルトが元祖中華そばを印象付ける。
中細の縮れ麺は滑らかで喉越しもいい。スッと胃袋に流れ込んでしまい、いつの間にか終わっていた。夢中になってじっくり味わうのを忘れてしまうほど美味しい。
チャーシューの豚バラ肉は、歯がなくても口の中で解けていく柔らかさ。細切りのメンマとシャキシャキのネギ、ナルトが元祖中華そばを印象付ける。
歴史探訪のついでにブラックラーメンを
松代は歴史を感じることができるまち。春は松代城跡にサクラが見事に咲き誇る。
そんな古いまちを歩いた後は、ぜひここで奥深い味のブラックラーメンを食べて欲しい。
そんな古いまちを歩いた後は、ぜひここで奥深い味のブラックラーメンを食べて欲しい。
文・写真:たこにわ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。