焼き肉風代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」を近所のヨーカドーで発見。
サステナブルフードとして、地球環境保全や高まる健康志向へのニーズとして期待される代替肉。最近は街のレストランなどでも、代替肉を使ったメニューは少しずつ見られるようになりましたよね。先日、スーパーへ買い物に出かけたら、焼き肉風に食べる代替肉が精肉コーナーの一角に陳列されていました。
これはなかなか面白そうなので、購入して自宅で食べてみました。
「NEXTカルビ1.1」「NEXTハラミ1.1」を買って早速調理開始。
焼き肉風の代替肉(カルビ・ハラミ)ということで、どれほど本物の焼き肉に迫れているのか、食べる前から興味津々。「お肉好きも納得の食感&風味」とのことなので、「言われないと代替肉だなんてわからない~!」みたいな感想を、みなさんにお届けできれば幸いです。
調理はかんたん。フライパンで焦げ目がつくまで焼くだけ。
調理についてはフライパンで数分焼くだけ。
見た目については、あくまで「植物性たん白質加工食品」なので、本物のお肉と「寸分たがわず」という感じではないかな……。でも焦げ目がつくと、グッとお肉らしい姿になりますね。
「カルビ1.1」&「ハラミ1.1」調理完了。
パッケージの裏を見る限り、カルビもハラミも原材料がまったく同じですが、見た目が少しだけ異なります。ハラミの方が表面がツルっとしています。見た目は「焼き肉」といってよい仕上がりではないでしょうか?
味は大豆の風味。アレンジ次第でもっと焼き肉感が出てきそう。
味はというと、大豆加工品なので大豆の風味がします。何もつけずに食べたところ、「凍み豆腐」や「高野豆腐」に似た香りを感じました。
パッケージには「焼き肉のタレに付けて食べてみて」とあったので、焼き肉のタレにつけて食べてみると、ニンニクやショウガ、その他香辛料が効いたのか、不思議と豆っぽい風味が消えて焼き肉らしさが増しました。ヘルシーさを感じながら食べたいのか、より焼き肉らしさを求めたいのかで、食べ方が変わってきそうです。大豆の香りが好きな方は、そのままでいいと思います。
焼き肉以外の食べ方を試しても!
食感は一般的な焼き肉用のお肉よりもやわらかく、食肉加工食品に近い印象。「さらに本物のお肉に近づけてきたな~」という進化は感じられました。焼き肉のタレにつけてレタスやサンチュで包んだり、トーストに挟んだり、レバニラ風に炒めたり、ピタパンの具にしたり、調理方法次第でより本物らしい肉感は演出ができそうです。
筆者はカレー粉で炒めたあと、食パンで挟んでホットサンドにして食べてみましたが、パンの食感や香りもあいまって「肉」を感じることができました。
また、肉々しい弾力や繊維を噛みちぎるような食感がないので、アゴの力が弱い小さい子どもや後期高齢者層のおじいちゃん・おばあちゃんがいるお宅での焼き肉には重宝しそうだと思いました。この出来具合なら「みんなで同じ焼き肉を楽しんでいる!」という一体感も得られそうです。高たんぱく低カロリー、植物由来なので消化もよく、身体への負担もより少ないと思います。
まずは“選択肢のひとつ”として。
代替肉にはまだ馴染みがない人も多いと思いますが、まずは状況次第で“選択肢のひとつ”に入れてみては? と思いました。「お肉特有の重さが胃に合わない」「お肉をもっとさっぱり食べたい」という人には、とてもいいチョイスになると思います。もちろん、最初は“興味本位”で楽しんでみてもいいと思いますよ。