キッズシーズ株式会社は、2021年3月28日(日)9:30~10:30、全国の子どもたちに向けて、無料のオンライン授業「10年前の福島の被災と、今の全国のコロナ禍を考えよう」を、一般社団法人あすびと福島(福島県南相馬市)に企画から全面協力をいただき、開催します。
東日本大震災から今年で10年。福島県沿岸部は地震と津波に加え、原子力発電所の事故の影響も受け、現在も被害の爪痕が残りますが、この現状を県外の子どもたちが知る機会が少なくなっています。この授業では、テレビではなかなか伝えられない「東日本大震災後の福島」を知ってもらうのと同時に、「コロナ禍」という一見すると別々の事柄の中に共通するものを、講師と全国の子どもたちがオンラインで繋がり、一緒に考えていく予定です。
講師は、一般社団法人あすびと福島から2名登場いただきます。第一部の紺野先生は現役大学生。小学4年生だった震災当時の様子、その福島での被災経験が、コロナ禍での考えや行動にどうつながっているかを話してくださる予定です。第二部では、同法人代表の半谷先生が、「震災・コロナ禍という2つの『非日常』から考える未来の自分」をテーマに対話します。なお、半谷先生は福島県南相馬市生まれで、2010年まで東京電力の執行役員を務めていました。2011年3月の原子力事故についての責任と地元復興への想いから次世代育成を志し、同法人を設立したという経緯があります。
子どもたち一人ひとりが「ありたい自分」と「ありたい社会」について考え、自分と社会の未来に向き合い、行動を始める日にできたらと願っています。
今回の授業は、子ども向け「教育×オンライン」の分野では日本最大級のプラットフォーム「キッズウィークエンド」(運営:キッズシーズ株式会社)上で開催する「地方の魅力発見!『全国縦断オンライン社会科見学・東北編』」の企画の一つです。本プロジェクトのテーマは「東北の魅力を知ろう」「震災・原発事故を忘れない」。東日本大震災から10年の節目となる今年。解決していない問題も残る一方、復興を遂げ力強く前進する人たちの姿もあります。震災を知らない子どもたちに、その時何が起こったのか、乗り越えてきた現状はどうなっているのかを伝えていきます。またアフターコロナに行きたくなる「東北の魅力」を「キッズウィークエンド」の集客力を活かし(2021年2月開催「オンラインこどもフェス」では3日間でのべ6,500名を集客)、全国の多くの子どもたちに伝える役割も果たしていきます。
オンライン授業「10年前の福島の被災と、今の全国のコロナ禍を考えよう」開催概要
開催日時:2021年3月28日(日)9:30~10:30
参加費:無料
対象:6歳~大人(推奨:小学校中学年)
講師:半谷栄寿先生(一般社団法人あすびと福島 代表理事)、紺野由晃先生(同インターン生 東北大学在籍)
主催:キッズシーズ株式会社(東京都中央区)
開催方法:オンライン会議システムZoomを利用して開催します。
お申込み:「キッズウィークエンド」に会員登録(無料)後、申込みが可能です。
詳細・お申込みページ:https://www.kidsweekend.jp/portal/events/B942CBAB
キッズウィークエンド「地方の魅力発見!『全国縦断オンライン社会科見学・東北編』」開催概要
開催期間:2021年3月6日(土)~4月4日(日) ※開催日時は講座によって異なる。
詳細は「全国縦断オンライン社会科見学・東北編」特設ページをご覧ください。※随時更新予定です。
「全国縦断オンライン社会科見学・東北編」特設ページ:https://fes.kidsweekend.jp/tohoku_march ※随時更新予定です。