廃棄されたビニール傘をバッグなどに再利用するブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」を手掛けるモンドデザイン(本社:東京都港区)が、使用しなくなった傘のビニール部分を買い取る「Umbrella Recycling Program」を1月27日から開始しました。
”10年後になくなるべきブランド”「PLASTICITY」
クリエイターの齊藤明希さんと共同開発したブランド「PLASTICITY」は、廃棄されたり忘れ物として保管期間が過ぎたビニール傘をバッグなどにアップサイクルし、プラスチックの廃棄問題が近い将来に解決されるという思いを込めて「10年後になくなるべきブランド」を宣言して2020年4月より販売を開始しました。
ビニール傘を人の手で選別、解体、洗浄して生地として再生させ、防水性や汚れに強いといった特性を最大限活かすため、何層にも重ねてプレスする独自の加工方法を開発し、加工工程で雨模様の表情を生み出すことにより他の製品には無い独特な質感を持つ製品ができあがりました。
傘のビニール部分1枚につき100円分のポイントで買い取る「Umbrella Recycling Program」
今回開始した不要なビニール傘のビニール部分のみを買い取る「Umbrella Recycling Program」では、ビニール傘(プラスチック傘)であれば種類や破損状態などを問わずに引き取り、PLASTICITY公式ホームページに掲載されている要領で傘からビニール部分のみを取り外して同社宛に送ると1枚につき100円分のポイントが付与されます。
現在ポイントはPLASTICITY公式ストアでのみ利用可能ですが、今後現金やキャッシュレス決済などで利用できるポイント還元を計画しています。
使わなくなったビニール傘に新たな価値を生み出すアップサイクル製品。その原材料を提供することで環境問題解決にも貢献できる「Umbrella Recycling Program」。この機会に納戸のビニール傘を整理してみてはいかがでしょうか。
■PLASTICITY公式ホームページ
■PLASTICITY「Umbrella Recycling Program」