3. 新エディターシップ
書籍のなかで、『万葉集』は天皇から農民までさまざまな身分の人物が詠んだ歌が選ばれていることが示されています。メディアをつくるとき、無名の人物を取り上げることも意味があるといった、編集の視点を再認識するためにも読み返しています。
書籍情報
著者:外山滋比古
出版社 : みすず書房
発売日 : 2009/5/21
4. メディアの法則
例えば、電話というメディアを「強化、衰退、回復、反転」というキーワードに当てはめながら、電話のメディアとしての特徴や社会に与える影響を考えます。自分はなぜ、どういうメディアをつくりたいのかを意識化するために読んでほしい本。
書籍情報
著者:マーシャル・マクルーハン著、エリック・マクルーハン著、中澤 豊訳
出版社 : NTT出版
発売日 : 2002/10/1
5. ビールでブルックリンを変えた男 ─ブルックリン・ブルワリー起業物語
元・戦場記者がビール醸造所『ブルックリン・ブルワリー』を立ち上げるノンフィクション。物語を伝えることが仕事のジャーナリストが、物語の主人公になる「反転」がおもしろく、メディアの人間の今後の生き方のモデルになりそうな気がしました。
書籍情報
著者:スティーブ・ヒンディ著、和田侑子訳
出版社 : DU BOOKS
発売日 : 2020/4/30
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