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アワビを使った「いちご煮」って知ってる?お正月にもぴったりな岩手県の伝統料理を紹介!

斉藤恵美利

斉藤恵美利

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高級食材であるアワビ。生産量1位の都道府県では、アワビを使った「いちご煮」が昔から親しまれています。今回はアワビの漁獲量1位の都道府県から、お正月にもぴったりの「いちご煮」とはどんな料理なのか、どこで買えるのかなどをご紹介します!

目次

アワビの生産量1位の都道府県は?

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アワビの生産量日本一の都道府県は、岩手県!
《アワビの生産量(令和元年)》
1位:岩手県(145t)
2位:千葉県(86t)
3位:三重県(62t)
狭い湾が複雑に入り込んだリアス海岸を持つ岩手県では、肉厚で歯ごたえのいいアワビが育ちます。多くのアワビが夏に旬を迎えるのに対して、岩手県で採れるエゾアワビは冬に旬を迎えるのが特徴です。
また、沿岸北部にある洋野(ひろの)町では、素潜りによるアワビ漁が行われています。「採鮑(さいほう)技能大会」という、アワビの水揚げ量を競う大会も行われているそうですよ。

アワビを使った伝統料理「いちご煮」が有名

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岩手県を含む三陸地域では、アワビを使った「いちご煮」が有名。「いちご煮」とは、ウニとアワビをふんだんに使ったお吸い物のことで、古くから来客をもてなす豪華な郷土料理として親しまれてきました。
フルーツのいちごが入っているわけではなく、淡い乳白色の潮汁に盛られたウニが、朝もやにかすむ野いちごのように見えることから名付けられたと言われています。
ネットショッピングでは缶詰に入った「いちご煮缶」を購入することも可能です。贅沢な気分を味わえるので、お正月のおもてなしにもぴったり!
そのまま食べるのはもちろん、炊き込みご飯や茶わん蒸し、雑炊などアレンジも楽しめます!

「いちご煮」を食べてみた!

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岩手出身である筆者が、久しぶりにいちご煮を食べてみました!
岩手県・盛岡駅のお土産屋さんで購入した、パウチタイプの「いちご煮」(税込756円)です。
温めるだけなので、調理もカンタン。お正月など、他のお料理の準備で忙しい時にもぴったりです。
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中には、ウニとアワビがたっぷり!乳白色のスープにはウニとアワビの出汁が染み込み、口いっぱいに旨みが広がります。ほろほろのウニと、歯ごたえのあるアワビの食感の違いも楽しい一杯でした。

「いちご煮」でちょっと贅沢にお正月を迎えてみては?

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アワビの旨みを手軽に味わえる「いちご煮」。ほっとする味わいで贅沢な気分を味わえるので、お正月料理の一品としてもおすすめです。ぜひ「いちご煮」でちょっと贅沢にお正月を迎えてみてはいかがでしょうか。
写真・文:さいとうえみり

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